14___危ない二人 ページ29
.
何が如何してこうなって大人一人と子供一人を家にあげてしまったのか。それ自体は構わないが、何せ二人の視線が痛い。
本当に痛い。頭辺りにぶっ刺さってる。
江「わーい!ありがとう!!」
沖「ありがとうございます」
『お気になさらずー』
入ってきたのはあんたらだろ。
やましい事も無いから家にあげましたけど何か?
沖矢さんには珈琲を、コナン君にはココアを淹れた。流石に麦茶はねぇ…ちょっと
今夜はバイトお休みだし、
『コナン君、蘭ちゃんから許可は貰った?』
江「勿論!蘭ねーちゃんには言ってあるよ?」
『へぇ、そっか』
今日は早く風呂に入って早く寝たかったというのに。
哀ちゃんの提案でちょっと仮眠はしたけど、
やっぱり眠いのだ。
あんな睡眠で足りるなら苦労してないし__
「眠いですか」と笑う沖矢さんに適当に返事をして珈琲に口付ける。
コナン君に、お風呂入ってきていいよ、と首を傾けられたのが最後。コナン君の可愛さに負けた。
.
二人で何かしているのでは無いかと心配になって、シャワーだけ浴びて早く風呂を出た。
多分過去最高記録。
今日はゆっくり入りたかった。
しかし、
あの二人…特に沖矢さんの方は何考えるか分からないから、
『お風呂あがりました…って、コナン君寝ちゃったんですか?』
沖「ええ。
流石のキッドキラーも疲れてた様ですね」
ふふふ、って笑わないで沖矢さん。
控えめに言ってイケメン。
ま、中身が怖いんですけどね。
ソファに寝かされているコナン君には、沖矢さんが着ていたジャケットが掛けられていた。あーあー…皺になるぞジャケット。
そっとジャケットを取って、
昼寝用の毛布を掛けてやる。はい可愛い。
沖「あぁ、すみません」
『別に…ジャケットしわくちゃになりますよー、っと』
彼のジャケットをハンガーに掛けて、
テーブルの上にある空のカップを手にする。
『紅茶にします?』と聞けば、お任せしますよ、と言われた。お任せっていちばんよく分からんやつ…
まぁいいか、と自分の分も紅茶を淹れた。
.
※殿堂入りありがとうございます…
評価目標5票は越したぜいぇい。
946人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
加奈 - 関係無いけど。 (2020年3月16日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - カッコイイな〜。モテるだろうな〜。 (2020年3月16日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - 探偵ってカッコいいからな〜。 (2020年3月16日 14時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:零 | 作成日時:2019年11月23日 20時