▽意味20 ページ20
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ut「あ"ーーーっ」
ウィーンとセンサー型の自動扉が開いた。初めて見るなぁ、と感動していれば最初に視界に入ったのはマッドサイエンティストが鬱様をどうにしかしてまおうとしているところだった。
此方に気がついた鬱様は救いの手を求めるべく私へ手を伸ばしたが手前で呆気なく力尽きた。
マッドサイエンティストは風変わりな格好をしていて、顔には狐の面をしている。
krr「君がグルッペンさんの言ってた子かな。いやいやはじめまして、僕はくられと言います。
…へぇ、侍女さんにしては強そうな体格ですね。おっと失礼。女性にこういうこと言うとセクハラなんだっけ鬱くん」
ut「…」
krr「あ、だめだこれ気絶してるな」
ぺちぺちと鬱様の顔を叩いたマッドサイエンティスト、もといくられという男は気絶した物には興味なしというふうに実験室の片隅へ追いやった。
krr「ご心配なく、人は死ぬことない実験だから。多分ね」
片隅で気絶している鬱様をちらりと見やった彼はにっこり笑って私を見た。
『あの、くられ様』
kn「様？悪くないけどなんか呼ばれ慣れない…先生とかの方がまだあの、そう呼んでいただけると」
『承知しました。
では、くられ先生私は何をすれば?』
krr「いいね！なんだかこういう助手がくると先生って感じがして」
にっこりとさらに上機嫌になったくられ先生は部屋の奥から大量の瓶やら薬やらを持ってきて色々調合し始めた。
krr「君の状態は診断書貰ってるし、まぁ死ななきゃいいでしょ」
うわごとのように呟いては、くられ先生は淡々と何かを作っていた。
診断書、一体どこらから取り寄せたのだろう。やはり総統閣下直々となると、かかりつけの医者もすぐにバレてしまうのかなどと適当なことを考えた。
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優斗サブ＠２(プロフ) - 更新だ…！なんとも淡々としていて妙にリアルなこの小説が好きです…！ (2022年12月6日 19時) (
レス) @page18 id: 8ea04a0aaf (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 優斗サブ＠２さん» そのように思っていただけたようで何よりです。個人的にシリアスなものが好きなので、そう言っていただけて飛んで喜びました。お気に入り登録ありがとうございます！最後まで楽しんでいただけたら幸いです😌 (2022年12月5日 19時) (レス) id: 7ee9bc58ce (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - y1157aさん» 心温まる感想、ありがとうございます。他作品も読んでいただけたとは…！嬉しい限りです。パスワード作品に関しましては殆どが制作中ですので、出来次第順次公開していく予定ですので、暫しお待ちいただけたらと思います。作品投稿全力で頑張ります！！☺️ (2022年12月5日 19時) (レス) @page7 id: 7ee9bc58ce (このIDを非表示/違反報告)
優斗サブ＠２(プロフ) - よくある、悲劇のヒロインの皮被った作品なのかなぁと思ってた自分を殴りたいです…いや殴ります。こういうタイプのシリアスを求めてたんすよね…！！！！！お気に入り登録失礼します(⌒∇⌒) (2022年12月5日 18時) (レス) @page9 id: 8ea04a0aaf (このIDを非表示/違反報告)
y1157a(プロフ) - 作品大好きです。1度見て全ての作品読ませて頂きました。もしよろしければパスワード付きの作品を読ませていただければと思い感想の方投稿させて頂きました。新作の作品投稿これからも頑張ってください応援してます！ (2022年12月5日 0時) (レス) id: 24a3afa354 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零
| 作成日時：2022年8月9日 8時
