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神様は意地悪 ページ6
『キャー、かっこいい！！』
女子達の声が響き渡る。
「……。」
私の隣には超絶ご機嫌斜めの二宮君。
今日は学祭当日。
裏方希望だった二宮君はイケメンだからっていう
理由で強制的に店番担当になった。
執事の格好をしてる二宮君は
女子達の声を無視してずっとムスッとしてる。
「ちょっと、二宮君もうちょっと笑わないと！
そんな店員さんいないよ？」
「うっせーな、裏方のお前には
俺の気持ちなんてわかんねーの。」
そう、私は運良く希望通り裏方になった。
「まぁまぁ、二宮君格好いいし大丈夫だよ！」
「俺が格好良いのは知ってんだよ。」
「なっ、自分で言わないでしょ普通。」
「事実なんだもん。」
なんて、くだらない言い合いをしていると事件は起こった。
「山田さん！
悪いんだけど店番やってくれない？」
「え？」
「斉藤さんが休みになっちゃって、
店番の人数足りなくなったの…」
はい、これ！
ってメイド服を押し付けられた。
「クククッ、あらAちゃんメイドすんの？
じゃあ、俺も頑張りましょうかね〜」
私が店番するとわかった瞬間、
二宮君の態度が急に変わった。
絶対私のことからかいたいだけでしょ…
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作者名：cherrys | 作成日時：2021年1月10日 23時
