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「すごく、、疲れちゃって、、怖くて、しんどくて、、気付くと、もう、夜ご飯の時間」

「そっかそっか。お昼寝は?」

「ひとり、で、、寝れない。のえるは、家でだけど、お仕事だから、、、おれ、邪魔しちゃってる、、でも、寂しくて、、、」

「そっかそっか。じゃあさ、学校は今まで通り頑張るけど、おうちに帰ってきて、気が抜けると一気に怠くなったり、辛くなったりしちゃうでしょ?その時に、少しだけお昼寝して元気になれるように、お薬飲んでみようか」

「ん、、そうしたい、、」

「そうだよね。教えてくれて、ありがとう。如恵留くんがきたら、一緒にお薬確認しようね。学校では、お薬飲んだ?」

「うん、、教室、いたら、涙止まんなくなっちゃって、、カウンセラーの先生が、迎えにきてくれて、、保健室で飲んだ」

「先生が迎えにきてくれるの?」

「うん、、担任の先生が呼んでくれたり、廊下歩いてる時に、見つけてくれる時もある」

「そうなんだ。とっても安心だね」

「うん、、学校くるだけで、偉いよって言ってくれる」

「そうなんだ。よかった、素敵な先生がいる学校で」

「ちゃんと、できるようになりたいな」

「大丈夫だよ。みんなで、協力して、少しづつ進んでいこうね。海斗くんは、1人じゃないんだから」

「うん、、ちょっとね、楽になった。朝に比べたら」

「そっかそっか。また来週も頑張ったら疲れちゃうかもしれないから、絵画のときにも一回体重測って、土曜日また先生に会いにきてね」

「わかった」

「よし!今日のあべちゃん先生のお話おわり!スペシャルシールを貼ってあげましょう」

キラキラした大きめのシールを貼って、最後の項目を読ませる。

「さあ、最後の頑張ることはなにかな?」

「のえるが、来るまで、待つ」

「そうだね。点滴が終わったから、デイの方に行ってもいいし、ここで塗り絵の続きをしてもいいよ。多分ね、デイは今日音楽の日だから、お歌の人が来てるかも」

音楽も好きな海斗は、演奏のある時は決まってホールに行くが、今日はここで塗り絵をすることにしたようだ。疲れているのだろう。

「また、後でくるね。もし終わっちゃったら、新しいやつ誰かにもらってね」

頷いて、もう一度用意を始めたところを見守って、ベッドを離れた。

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イカ(プロフ) - みくさん» コメントありがとうございます!好きと言っていただけて、嬉しいです。これからも不定期になってしまうかもしれませんが、更新を続けていきたいと思っているので、今後もよろしくお願いします! (2022年7月15日 6時) (レス) @page46 id: bba6564774 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - このお話、みんなあったかくて大好きです!何回も読み返すぐらいファンなので、更新楽しみにしています!! (2022年7月15日 5時) (レス) @page46 id: 660cb7e6f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イカ | 作成日時:2022年6月27日 21時

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