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普通の、多少お金持ちな男の人だと思っていたのに、まさか私が担当している人が、こんなにも世間に騒がれて、国外でも活躍している人だとは思わなかった。
玲「ねえ、ふざけてる？」
『え、なにがですか？』
玲「…主電源入れれば普通につくんだけど、テレビ。」
『主電源…。あ！うそ、なんで気付かなかったんだろう、私。』
玲「いや、まじでない。ありえねえ、ほんと。わざわざ来た意味。」
涼太くんから聞いたんだけど、と佐野さんがメッセージをくれて、わざわざ家までテレビがつかない理由を見つける為に来てくれた。
どうやら理由は、本体の電源を入れていなかっただけだったらしい。
家に来て数秒で解決してしまった。
玲「馬鹿なの？ねえ、馬鹿なの？」
『…すみません。』
玲「え、来て秒で解決ってなに？」
『いえ！まだお願いしたいことはあります！』
玲「なに、また秒で解決することじゃねえよな。」
『昨日、雑誌を買ってみました。一緒に見てもらおうと思って、未開封です！』
まだ袋に入ったままの雑誌を見せると、佐野さんはあからさまに面倒くさそうな顔をした。
だって、私一人で見ても分かんないんだもん。
玲「本当にこじらせてんだね、君。」
『こじらせ女子、なので。』
玲「いや、それ自慢にも何にもなんねえよ。」
『佐野さんが言ってくれたんですよ。』
玲「言ってくれたって言い方罪悪感半端ないからやめて。あとさ、佐野さんじゃなくて玲於でいいから。俺年下だし、さん付けなんか堅苦しいし。」
『分かりました。では、玲於くん。とにかく、まずは形からということでどんな洋服が似合うか見てください！』
玲「じゃあまず気になるのあったら端っこ折って、そっから俺が見ていくわ。」
『わかりました！』
ソファに寝転びながら携帯をいじっている玲於くんの言う通りに、一枚一枚捲りながら、気になったページには印をつけていく。
そしてまた一枚、とページを捲ったときだった。
『…え、なんで、？』
玲「なに？」
『雑誌に…片寄さんと玲於くんと数原さんがいます。』
玲「…え、ちょ、まさか！」
捲った先には、GENERATIONS from EXILE TRIBEというグループ名が書かれ、ページ一面に片寄さん、玲於くん、そして数原さんの他に4人が並んで写っている。
私の言葉を聞き、ふんぞり返っていた玲於くんはソファから飛び起きて私が持っていた雑誌を取り上げた。
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えすちゃん(プロフ) - 続きが気になります! (2018年10月16日 23時) (
レス) id: 6b458d06dd (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - また更新が再開されるのを楽しみにしています。 (2018年9月15日 21時) (レス) id: 39b5516bcc (このIDを非表示/違反報告)
emry(プロフ) - pomuさん» pomuさん、ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！！これからも頑張りますね♪ (2018年7月24日 14時) (レス) id: ed62ca3d67 (このIDを非表示/違反報告)
pomu(プロフ) - はじめまして！！作品毎日楽しみにしています！ (2018年7月23日 14時) (レス) id: 356e20fead (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：emry | 作成日時：2018年7月10日 1時
