第１３話 欺けない ページ13
楠「恐らく影山さんがいるのは、一番奥。自分の部屋の前には見張りをつけない人だから、簡単に入れると思うよ」
アス「見張りがいたとしても、そいつらには少々眠っていてもらう事になるだけだがな」
突き当りに着くと、これもAの読み通り一際大きな扉が存在した
アス「準備はいいか」
楠「もちろん。・・・行くよ」
ゆっくりと、その扉の前に立つと
センサーが反応し、扉が開く
そして大きな部屋の奥には
影山「・・・」
イスに座り、試合の映るモニターを眺めていた影山零治が、二人に気付き鋭い視線を向けていた
見慣れぬ長身の、黒い男
そしてフードを被った、少女
少女を見て、影山はフッと笑う
影山「私に何か用かね、楠A」
アス「！」
楠「・・やはり貴方の目は欺けませんね」
眼鏡とフードを外し、影山に向き直る
楠「お久しぶりです、影山さん」
影山「生きていたか」
楠「そうと分かっていたから、わざわざ私用の偽パスポートも作ってくださったのでは？」
影山「私の気まぐれにすぎん。使うか使わないかはお前の好きにするがいい」
だが、それを言うために此処へ来たのではないのだろう？
と、全てを見透かしたような目がAに向けられる
楠「ガルシルド・ベイハン」
影山「・・・」
楠「ブラジルで、お会いしてきました。そして・・・私はあの人に、殺されかけました」
その言葉に、目を伏せる影山
どうやら、Aの死という情報の原因に気付いていたようだ
楠「だから私はここに来ました。貴方に会うために・・・貴方から、ガルシルドさんの本当の顔について聞くために」
影山「・・？・・・・」
一瞬眉を顰めた影山だが、Aが言わずともなぜその判断に至ったのか分かったようだ
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マシマロ王子♪(プロフ) - Akimeさん» ありがとうございます！！この小説の参考にさせていただいた「被虐のノエル」というフリーゲームもとても面白いので、是非やってみてください♪ 更新頑張ります！ (2017年4月4日 19時) (
レス) id: 47c2b0a848 (このIDを非表示/違反報告)
Akime - 続編おめでとうございます。とても面白い小説で好きです。これからも頑張ってください。 (2017年4月4日 12時) (レス) id: d22d3f9365 (このIDを非表示/違反報告)
マシマロ王子♪(プロフ) - ブイブイさん、五月雨さん、みかんさん！さっそく続編へのコメントありがとうございます！！！鬼道くんとすれ違いながら、自分の道を進んでいく主人公と、主人公の影を追う鬼道・・・これからの展開をお楽しみに♪ 更新頑張ります！！ (2017年4月3日 19時) (レス) id: 47c2b0a848 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 続編おめでとうございますっ 今後も更新頑張って下さい！ (2017年4月3日 18時) (レス) id: 68786dfe8d (このIDを非表示/違反報告)
五月雨(プロフ) - 続編おめでとうございます！今後の展開どうなるか気になります！頑張って下さい！（REBORNの方も面白いです！何回も何回も読んでいます！） (2017年4月2日 22時) (レス) id: 532e1d96ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マシマロ王子♪
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masipage/
作成日時：2017年4月2日 20時
