炎柱、守ります【鬼滅の刃】

どうした？炎雷 ページ45

Aside


私は、ふと、ある会話を思い出した。



『……日輪刀で鬼を斬っていると、
私は本当に正しいことをしているのか分からなくなってきます。』


槇「どういうことだ？」


『鬼だって昔は人だったんですよ？

鬼になったから斬るっていうのはなんか違うかな……って。』


槇「……確かに鬼は人間だったものだな




じゃあ一つ聞く。

お前は日輪刀をなんだと思っている？」


『え……？

……「鬼を斬るもの」……です』




槇「違う」




『え？！じゃあなんだと言うんですか？！』


槇「確かに鬼を斬るものではある。

だが、
俺は日輪刀を「誰かを助け、守るもの」だと思っている。」




『誰かを助け、守るもの……？

なら、鬼はどうなるんです？

鬼舞辻に鬼にされ、人を食らい、日輪刀で斬られ、死ぬ。

……救いがないですよ？』



槇「いや、救われている。

鬼は死ぬ前に人間の記憶を取り戻す可能性がある。


そうしたら、鬼舞辻の呪いから解放され、家族の元へ逝ける。」


『……確かに。』


槇「日輪刀は誰かを傷つけるものではない。

誰かを助け、守るものだ。」


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



杏寿郎と小芭内の声が聞こえる





私を……心配してる……？

ありがとう。もう、大丈夫だよ。





『日輪刀は……誰かを助け、守るもの……！！』


炎雷「なぜまだしゃべれる？！」


杏「A！無理をするな！！！」




血はまだ止まっていない。

だけどね、もう平気。



雷の呼吸でダメなら、他の呼吸ほどうかな？

炎雷は私は雷の呼吸しか使えないと思っているんでしょ？



血鬼術 再生不可？笑わせないでよ。


きっとこの血鬼術は呼吸を上手く使えないようにするものでしょ？



『全集中 炎の呼吸……』


炎雷「な"っ？！」


『伍の型 炎虎……！！』







行ける……！！

やっぱりだ！炎の呼吸なら出来る！



でも……長く生きている強い鬼がこんな血鬼術を使うか……？



まさか……！！




『炎雷……血鬼術が甘いんじゃないか？


まさか……手加減をしているわけでもあるまい？』


炎雷「……どうだろうね？」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
大正こそこそ噂話！



作者はとある事情で忙しくなる前にこのお話を完結させたかったらしいけど、間に合わなかったらしいよ！
更新が遅れてごめんなさい！

本当のこと→←誰かを守る刃を……！！

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