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「_金有!」
「誰こいつ」
少女は鋭い瞳で睨みつけ呆れたように言い放った
金有とジョーカーがズコッと転ける
「ミスター金有ザマスッ!!月の雫はわたくしのものザマスッ!
さっさとそれをはなすザマスッ!」
金有がモニターでプンスカ怒っていると
少女は首をかしげた
「は?これ元々私のもんだし、おじさんが勝手に自分のものにしたんでしょ?」
そう言ったら少女はまたため息を吐いた
金有は怒りの頂点に達しそうだった
「おじさん…ッ!ですって…!??キーッ!!絶対に許さないザマスッ!」
金有はハンカチを噛んで怒りを噛み締めた
「それよりこいつを眠らせるところだったんだけど。
邪魔しないでよ」
「うるさいザマスッ!そう言ってるのも今のうちザマス!
この金太郎ちゃんの鼻を回すと…恐ろしいことが起きるザマスよ…」
金有は恐ろしい笑顔を浮かべた
ジョーカーはより警戒を深めるが少女はピクリともしなかった
むしろ少女はすこしニヤりと笑っている気がした
「じゃあさらばザマスッ!」
金有は熊のぬいぐるみ金太郎ちゃんの鼻を回した。
「くる_っ!」
…
…
…
「_あれ?」
ジョーカーは警戒をしたあしばらくたっても何も起こらなかった
金有はんな!とあんぐり口をあいていた
「おかしいザマスッ!こんなときに故障ザマスか!?」
金有は予想していなかった展開であやふたになるが
少女がくちを開いた
「そうくると思ったわ、ウィルス。
_この館のわなの機能、監視カメラ、自動警備、etc…
すべて乗っ取ったの。」
少女は悪趣味な笑顔を浮かべた
「ちなみに、私が監視カメラに映っている映像は全部保存失敗しているから
さすこともできまいし、
ここにいる警備員たちはほとんどは私が気絶させたついでに
私の記憶を消去した。」
少女はニヤリと笑みを浮かべすべて言い終えた
ジョーカーはゴクリと唾を飲み呟いた
「制服怪盗少女…お前は一体…っ何者なんだ…!?」
「…私は、そこらへんにいるちょっと不幸な女の子だよ。
そして_…」
そしてを合図に金有は「ガッ…!」と言って倒れた
おそらく少女が気絶させたのだろう。
少女は2人きりになったのを待ったかのように
こう呟いた_
「_能力使い。」
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りーん - これ、魔法少女サイトっぽいですね!いいですね! (7月16日 16時) (レス) @page43 id: fed5e05357 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - めちゃくちゃ、面白いです! (2022年5月30日 18時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - めちゃくちゃキュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年5月30日 18時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
sky - 文字がとても読みにくいです (2022年5月20日 19時) (レス) @page2 id: eb628d450e (このIDを非表示/違反報告)
小白 - 久しぶりに見てみたら、投稿が再開されており、とても嬉しく思いました。これからも頑張ってください。 (2022年2月17日 17時) (レス) id: 0910ff3a54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涙 x他2人 | 作成日時:2018年4月9日 0時