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レントゲンを指しながら先生が話し始める
山田｢この、小脳という場所が徐々に収縮してしまってちゃんとした信号を送れなくなってしまうんだ。｣
A｢その、病気は、治るんですか？｣
藁にもすがる思いだった。病気と聞いてどうなるんだろうと思っていたが、結果治ればいいと思った。
山田｢・・・これまで、完治した例は聞いたことがな
い｣
それを聞いた瞬間、頭が真っ白になった。
あまりの驚きに涙も出てこない。
A｢なんで…なんで…｣
山田｢僕も頑張るからAちゃんもこれからゆっくり頑張っていこう。｣
返事をしようとしたが、喉が焼き付いたようになって声が出ない。視線も定まっていなかった。
その後どういう症状が出るか、などを先生が説明してくれる。
その日から世界が一変した
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作者名：爽空 | 作成日時：2017年1月9日 22時
