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翌日はクラスごとにプログラムが組まれていて
シュノーケリングやマリンスポーツを楽しんだ
あまりに楽しいこの修学旅行が
明日になれば終わってしまうのも寂しく思った
別に廉とは同じ家で暮らしてるから
旅行が終われば距離が遠くなるなんてことはないんだけど
自分の気持ちに気付かされただけでも
この旅行は感慨深い
初日にケンカして仲直りして
廉に対してドキドキして、穂花に悩みを打ち明けて
この数日でたくさんのことが起きた
めまぐるしい展開に私の心は若干追いついていない気もするけど仕方ない
廉に対して気づいてしまった気持ちに
嘘や偽りなんてなく
逃れることはできないことは確かだ
そんなことを考えていると最後の日はベッドに入っても体は疲れてるはずなのに眠れなくて
こりゃまた明日飛行機で寝倒すことになるななんて思っていた
穂花はとっくに夢の中で心地良さそうな寝息が聞こえる
今日は海人からも連絡は来なかったから2人も疲れて早く寝たのかな
なかなか寝付けないと諦めた私は
初日と同じようにベランダへ
もしかして廉がいるかもなんて
ほぼ0パーセントの可能性を期待しながら
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2019年3月9日 15時
