【SERVAMP】______の娘は、生き残りの祓魔師 (ページ3)

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桜哉 side

優哉が、転入してから数日が経った。

この数日間で優哉のいろいろなことを知れた。

1番の驚きは、真昼のお隣さんだったことだ。

桜哉「真昼ー優哉ー虎雪ー龍征！か・え・ろ・う・ぜ☆」

真昼「いいけど」

虎雪・龍征「「ごめん委員会/無理だ」」

桜哉「またかよ！優哉は？」

『眠い』

いや、関係ねぇだろ。

真昼「答えになってないぞ優哉」

『いやいいわ』

桜哉「まぁ、そんなこと言わずにっ！！」

俺は肩組みながら優哉を誘う。

そのまま押し切られる形で優哉と真昼の3人でショッピングセンターへ向かった。

『帰りたい・・・』

桜哉「もう、諦めろー」

真昼「優哉って服ほとんど持ってなかったよな？」

服がない？おかしいだろ。

『イエ、結構デス」

片言になってる。

桜哉「よしっ俺が選んでやる」

俺の服のセンスをなめるなよ。

『真昼でお願いします』

桜哉「なんでだよ！」

『真昼のが安心』

桜哉「どういう意味だよ！？」

その日は金銭的な問題で俺と真昼セレクトのTシャツを一枚買っていた。

それと三人のイニシャルが刻まれているリストバンドをお揃いで買った。

だけどその時、優哉が悲しそうな顔をしていたのは俺は知らない。

龍征と虎雪とも途中で合流し、優哉の家でプチパーティーをした。

全員-優哉「「「「お邪魔しまーす」」」」

『どうぞ』

桜哉「優哉も男。
やっぱ、思春期の男子の家・・・ということは・・・」

『何言ってんだ？』

虎雪「優哉くんってこんな本読めるの？」

『それは、アラビア語で～～～」

龍征「もしかして頭いいのお前」

『分かんね』

優哉の家にはたくさんの本があり読んでみると、お前何歳だよ！？と疑いたくなるようなものばがりだ。

リビングには最低限のものしか置いてなく、一人暮らしなのかと思わせるほどだった。

部屋には入れてくれなかった。

そして優哉の料理はとてもうまかった。

だから、俺は優哉の家に泊まることにした。←

優哉は初めはダメだと言っていたが粘ればしぶしぶOKしてくれた。

なぜか、優哉の家の犬が急に唸ってたけど気にしない。

風呂に入って、優哉と話して寝た。

その時も優哉は俺が笑うたび、悲しそうな苦しそうな顔していることがあった。

次の日、そんなことを忘れさせるようなことが起こった。