Stand by me 4

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目が合って、固まってると



ズカズカとわたしの方に歩いてくる



よく考えたら、今日の歌番組
キスマイも出るんだ……




藤「ちょっと、借りるね」



Jrの子達に声をかけて、わたしの腕を掴む



私「え？」



無言で部屋から出される



空いてる楽屋に入ると、ドアを閉める太輔




藤「……やっと捕まえた」



私「……」



藤「シカトしやがって」



声がものすごく怒ってるから
怖くて顔が見れない




下を向いてると、思いっきり
腕をひっぱられて、ギューッと抱きしめられる




怒ってる喋り方だけど、
大事そうに抱きしめてくれる




久々の太輔のぬくもりに
涙が溢れ出す




藤「泣きたいのは、こっちだわ」



私「……ごめんなさい」




太輔の腰に腕を回して
ギューッと抱きつく



藤「A、会いたかった」



わたしの首に顔を埋めて
しゃべりだす



久しぶりに、わたしを呼ぶ太輔の声が
愛しくてたまらない



藤「誤解させたなら、ごめん」



首をブンブン振る



私「わたしも、話し聞かないでごめんね」



藤「ほんとだよ」



頭を撫でてくれる太輔



藤「お願いだから、音信不通はやめて？」



私「うん、ごめん」



藤「玉がさ、誤解はといたからって」



私「うん、玉ちゃんに聞いた」



藤「泊めた事は、ほんとごめん
でも、ほんとなにもないから」




ちゃんと伝わったよ




私「うん」



藤「顔見せて？」



太輔の胸に押しつけてる顔を
剥がそうとするから、
首を振って抵抗する



藤「久しぶりなんだから、ちゃんとみせて？」



からだを離して、両手で
わたしのほっぺを包み、親指で
涙を拭ってくれる



藤「やっと、見れたｗｗｗ」



微笑んで、ほっぺを撫でて
そのまま顔を近づけるから
目を閉じる



あまーいキスでもしてくれるのかなって
待ってると

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