今日:9 hit、昨日:1 hit、合計:34,186 hit
小｜中｜大
5. ページ5
.
そして彼女と出会ってから１年後の冬。
『うー寒い！』
いつもよりちょっと遅れて教会に入ってきた彼女は
僕の隣に座ると、自分の両腕を僕の右腕に絡ませて
ピッタリとくっついてきた。
JS｢本当に寒がりだね｣
『え？』
JS｢夏も言ってたじゃん。長袖着てる時もあったし｣
『あ、うんそう〜
でもジスはあったかいね
ふふふずっとくっついてたい』
そういって肩にもたれてくるAをギュッと抱きしめた。
JS｢じゃあ寒がりなAには僕がいなくちゃだめだね｣
『、、、うんそうだよ。
私ジスがいないとダメだから、、、どこにもいかないでね』
切なげな眼差しを向けてくる彼女の頬を撫でて
静かに唇を重ねた。
ちゅ
確か、これが初めてのキス。
JS｢、、、じゃあいつかこの教会で結婚しようか｣
少し驚いた顔をした後、ちょっぴり頬を赤に染めて『うん』って微笑んでくれた君。
『どこにもいかないで』って言ったのに、僕の前から消えてしまった君。
君はこの日の誓いをもう忘れてしまったのだろうか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 273人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mm(プロフ) - ユナさん» すみません！お待たせしました(><)これから更新頑張ります！ (2016年9月28日 9時) (
レス) id: 379370865e (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 続きが早くみたいです！ (2016年8月22日 20時) (レス) id: 7e55f9763e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mm | 作成日時：2016年7月19日 22時
