「unconditional love」 (ページ5)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:15,650 hit

スクリュードライバー(yellow)* ページ5

さっきからずっと同じ雑誌を片手に語る君。

「あ！この河合くん恰好いい！！」

「…また河合？」

次々に他のメンバーを褒める。

「でもこっちのごっちもいいな～」

「…次は五関。」

こっちなんかそっちのけで語り続ける。

「あ、ここのはっしー可愛い！」

「…あのさ、」

「とっつーも素…」

言いかけた君の体を無理矢理向かせて、

「ねぇ、それ以上言うと俺怒るよ…？」

「僚一…？なんかいつもと違うよ…？」

…そりゃそうだろ。目の前でこんな事言われて。

「…俺だって男だからさ、他の奴に取られたくないし…」

「嫉妬…？」

「…分かんない、けど」

気持ちを抑えながら言うと悟ったように

「ごめん、そんなつもりじゃなかった。」

「…素直に認めてくれたのはいいけど許してないから。」

「…どう…すればいいかな、」

困った顔の君が尋ねてきた

「…油断されちゃ困るんだよなー」

貪るようなキスを交わす、

「…ん、」

「そんな顔して誘ってるの？笑」

「いや、違っ、」

そんな照れた顔でさえ綺麗だなんて悪なのかな、

「…違くないから。」

「ね、せめてシャワー浴びてから…」

「…じゃあ一緒に入ろうか…？」

今日は夜まで寝かさない…

――――――――――――――――――――――
…screwdriver…

「油断」「貴方に心を奪われた」