「unconditional love」 (ページ3)

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ブルームーン(blue) ページ3

「おい、座って待ってろよ、」

「えー家来るの久しぶりだからキッチン見たかったのにー」

幼馴染みの晃一の家にお邪魔してて…

「お前がはしゃぐといい事ないから。」

目線を合わせずに諭された。

「ねぇ、晃ちゃんー」

「何、集中出来ないんだけど、」

全く手が止まってない、ロボットかよ。

「聞こえてるし、あと俺人間だから。」

「あ、ごめん笑」

言い難いけどやっぱり言おうかな…

「相談あるんだけど…」

「時間かかるなら後。」

「えー、あ、晃ちゃん、これ見…！」

足を滑らせて転んでしまった、

「ほら、よそ見してるから転ぶんだよ、」

「あれ、料理は？」

「辞めたよ、誰かさんが転んだからね。」

せめてありがとうくらい言えよ、少しだけ真剣な顔で言われる。

「気をつけます…」

そう言ったらふっと笑って

「世の男はなんでこんな可愛い子ほっとくのかな、笑」

首をかしげながら頭をぽんっとされた

「どういう意味？！」

「そういう所だよ、笑」

…ねぇ、そんなこと言われたら好きって言いそう…

「なんか言った？」

「ううん、言ってない。」

……やっぱり言えないな、好きだなんて。

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…Blue Moon…

「できない相談」「奇跡の予感」