twin soul ～運命の双子～ (ページ7)

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スクールデイズページ7

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桜が咲く頃、私たちは同じ中学に進学した。

クラスは違ったけれど、雄也の人気は相変わらずのものだということは、

すぐに私の耳にも入ってきた。

新しく出来た友だちからも

「Aちゃんって雄也くんの双子のお姉さんなんだよね？羨ましい～。」

「雄也くんって、彼女いるの？好きなタイプ聞いといて！」

と、尋ねられる日々。

私に近寄ってくる女子は皆雄也目当てのような気がして、少しウンザリした。

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部活動が始まると、

背が高い雄也はバスケ部に、

音楽が好きな私は吹奏楽部に入り、

それぞれ新しい友達も出来た。

雄也は家でも筋トレをしていて、

よく上半身裸で家中をうろついていたため

目のやり場に困った。

部活や筋トレに熱中しすぎて、

数学のテストで一桁の点数を取るようになり

家庭教師の私の責任もだんだんと重くなってきた。

心配した両親は塾に通うことを勧めたが

Aに教わるから行かない

と言って断ったらしい。

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