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俺を選んだ YS side ページ9

YS「ユウ…か。それはお前の名前じゃ無いだろう?」

「みんなそう呼ぶ。だから、私はユウよ。」

それは…そうか。お前はまだ”YOU”なんだな

YS「なぁ、ユウ。俺を見るのは怖いか?」

「なんで?見てるじゃない?」

まだ人形の様な目で俺の後ろを見てる。

YS「見てないよ。俺と目が全く合わないじゃないか?」

「…」

まただ、瞳が揺れる

「解らない…出来ない」

YS「俺は…怖いか?」

「…少し。ジョンウンは他の人と違うから。」

そうか…

YS「何が…違うんだ?」

「私が、あなたを見てないなんて…初めて言われた。それに…ジョンウンだけは色のある世界に居るから。」

ユウ。お前自分で気付いたか?最後の方少しだけど俺と目が有ったぞ?

俺はお前がモノクロに見えて…お前は俺が色のある様に見えるんだな。

ならさ

YS「色のある世界に…来たいんだな?」

もう一度俺の瞳を捕らえてゆっくりと頷くユウ。それも一瞬だったけど

YS「なら、俺は怖くない。お前を色のある世界に引っ張ってやるよ。」

「えっ」

YS「抱くとか、抱かれるとか、そんな事じゃ無くお前に色を見せてやるよ。」

モノクロの世界で一人閉じこもってたお前には少し怖い事かも知れないけどな。いつまでもそこに居る訳にはいかないんだよ。

そこは心地良過ぎて一人じゃ出てこれないだろ?

色のある世界なんてきれいなものばかりじゃ無いぞ。汚い色や傷つけるような毒々しい色もある。

でもな?モノクロの世界の心地良さは偽物だ。

汚い色や、毒々しい色の中で綺麗なものを見つけるんだ。

YS「だから…逃げんなよ。お前が、俺を選んだんだ。だろ?」

本当のお前を探る様に瞳を探す。

YS「怖くなったら、俺を見ろよ。本当の俺をな。」

すぅっと一瞬瞳に生気が宿った気がした。

やっぱりお前、そうやってると綺麗に見えるよ。

「ジョン…ウン?」

YS「ん?」

「私…見れるかな?」

YS「見れるさ(笑)俺が見せてやるよ。色のある世界も…俺の事もな。」

全く…俺はお人好しだな。

だけど、こいつにも見せてやりたくなったんだよ。俺の居る世界ってやつ。

ほらな。今笑ってるのがホントのお前だろ?

ハミング YOU ・YS side→←お前は誰だ YS side



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angieuko(プロフ) - マユさん» ありがとうございます^^*きっと、この彼女には兄さんしかいないですよね♪永遠、単純だけど難しい素敵な言葉ですよね (2016年3月2日 18時) (レス) id: f2d01e8268 (このIDを非表示/違反報告)
マユ - ジョンウンの魅力的な姿がたまらない。最後の会話シーン「永遠」が沁みました。 (2016年2月28日 6時) (レス) id: 8f101bc657 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - ちゃあさん» ちゃぁちゃんコメありあとーです♪兄さん、めっちゃ包容力あるイメージなの^^きっと二人はずぅぅっと幸せにしえるはず!!それから…ぎゅたまへの愛…隠し切れてなかった?( *´艸`)溢れ返っちゃってるので^^すまそ(笑) (2013年6月17日 19時) (レス) id: 56786cf794 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃあ(プロフ) - あんじゅたん 読んだよ。兄さんの包容力ハンパ無いーー!そして自分に置き替えて読んだよ。そしてにイェソンがもっと好きになったよ。 きっと二人は幸せにしてるんだよね♪たまに出てくるギュにあんじゅたんからの愛を感じたのは私だけだろうか(笑) ありがとう。 (2013年6月17日 13時) (レス) id: 8e7de482e5 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - emiさん» えみたん♪コメントまで書いてくれてありがと―です♪あんこが書くとちょっと暗くなる^^;素敵だって言ってもらえてうれちぃです^^ (2013年6月14日 5時) (レス) id: 56786cf794 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんじゅっこ | 作成日時:2013年4月23日 19時

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