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記憶 ページ1







忌み子







物心がついた頃にはそう呼ばれていた。



何処かも分からない暗い暗い場所に閉じ込められて


首には冷たい重し


最初は辛かった。


外に出られる様になると、殴られ蹴られの繰り返し。


けど、外の空気を吸えた事が唯一の喜びだった。









殴られるのにも蹴られるのにも慣れた。


痛みなんて分からない


そもそも何で私を殴るんだろう


私は、








私は何で生きているんだろう













何で、何でなの?


何か私が悪い事をした?








「 忌み子 」





「 呪われた子 」












そっか。



生まれてきたのが間違いだったんだ。




私が生まれてきたから




みんな不幸になるんだ。








全部私の所為だから






私を殴るの?














嫌だ。











辛いよ……













もう












こんなの



















–––– 嫌だ ‼




















ジョキン



















気が付けば














みんな………………



















『…またか』





何度も蘇る幼い時の記憶。





今でも私は










呪われている








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作者名:namco | 作成日時:2024年4月27日 10時

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