偶然の奇跡（灰色）#2

なんか可愛い ページ46

『そっかーじゃあ今日、
　誕生日配信あるんだね〜！
　見れるかなー・・・見たいなー！』


か「見てよ！そんな仕事忙しいん？」


『うん、まあちょっとね。
　色々3件くらいが同時並行で動いてるから・・・
　でもね！花江さん達のイベントで
　仕事くれた所から指名で仕事が来たの！
　なんか嬉しくって！
　ここは頑張りどころだなって！』



か「へー！すげぇじゃん！
　 それは頑張んないとダメだわ！頑張んな！」



『ありがとー！あ！そういえば
　今度やるイベント名古屋だよ！』


か「マジで！？こっち来んの？いつ？」


『7月31日！前の日に入って、
　本番が土曜だから次の日泊まって
　名古屋観光しよっかなって！』


か「え！じゃあ俺案内する！
　 有給めっちゃ溜まってるから
　 たぶん休み取れるわ！」


『本当に！？やった〜！！
　今度はかるてっちープレゼンツだね！』


か「まじで満足させっから！期待しかしないで！」


『ふふっ楽しみにしとく！』



そんな話をして通話を切った直後、
かるてっちーがTwitterを更新していた。


【おはよう、おめでとう俺。】


『自分で言ってるww』



なんか、かわいいな。
これが愛情なのか、母性なのか分からないけれど
かるてっちーのことが愛おしく感じた(笑)







=====


その日、仕事が終わって時計を見ると
10時を過ぎていた。


あーやっぱり終わらなかったかー。


早く帰って配信見よ。


実は今日、1日中気分はルンルンだった。
かるてっちーの誕生日もそうだけど、
明日、やっとびんとろまぁけっとに行ける。
わざわざ仕事も詰め込んで終わらせて
休みをとった。



帰れば、明日までビントロdayだ(笑)









足早に家に帰ってPCをつけると、
先生からメッセージが届いていた。



【遅くにごめんね。花ちゃんの動画のことで
　予定確認したいんだけど電話してもいい？】




まあ、どっちにしろ配信見るの遅れてるから
あとでアーカイブで追えばいっか。
先生と先に電話しちゃお。

楽しませてよ？→←忘れていたこと

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す