【アイナナ】 なんでもあり短編・中編集 ２

寒がり　【和泉一織×甘えた彼女】 ページ41

『寒いです、一織さん』


一織「冬なんですから当たり前でしょう」


『…俺が温めてやんよ、的なことを期待してた！！』


一織「でしょうね。」


『一織の対応も寒くてもう凍えそう』


そう私は、毛布を自分にかけてわざとらしく震える
いやでも本当寒い。…一織は寒いの大丈夫なのかな。


一織「…くしゅ」


『……はっ！？』


何今の可愛いくしゃみ！
待って、落ち着こう。うん、落ち着こう。いや無理落ち着けない！
一織も寒いんだね！よし、私が温めてあげなきゃ！


『一織、寒いんだよね！おいで！私の、胸へ！ダイブしに！』


一織「結構です」


『私、昔は人間ホッカイロと言われていたから損はしないよ』


一織「震えながら言われても説得力がありませんけど」


…なかなか来てくれないな…。
正直温めてあげたい、というかあんな可愛いくしゃみをした一織をほっておけないんだよね
あのくしゃみを録音したい。


『…もぉおおお！強行突破するのみ！』


一織「はっ…！？ちょ！」


私は飛びつく形で、一織をぎゅーっと抱きしめる
…あぁ、幸せ


『暖かい…』


一織「…あの」


『離れないからね』


私は離れないように、ぎゅーっと抱き着いたまま話す
わがままかもしれないけど、私は甘えたい人間なのです。


一織「…本当にあなたはかわ…ごほん困った方ですね」


『…でも、いざというときは一織の役に立って見せます』


そういうと、一織は一瞬驚いたように目を見開くと
小さく微笑んで「それは、楽しみにしています」と控えめに抱きしめ返してくれた


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お久しぶりですううう！！そしてあけましておめでとうございます！
最近投稿できなくて申し訳ないです…もうＭＭＤにドはまりしてしまっていて((
皆さんも、ＰＣ持ってる方はやってみてください。絶対はまりますよ((

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