自信 後編【六弥ナギ×ネガティブ彼女】 ページ34
『ナギさん…私たち、もう別れませんか?』
ナギ「…どうしてそういうこと、いうのですか?ワタシ、嫌われるようなことしましたか?」
『…!違います!むしろ…どんどん好きになっています。でも、ナギさんと私は…不釣り合わっ!?』
急に体が浮く感覚と、少し目線を落とせばナギさんのきれいな顔が見える
だ、抱きあげられてる!?
ナギ「それ以上、言わないでください」
そう、悲しそうな表情で話すナギさん
……私は目を逸らしてしまう
ナギ「ワタシは、美しいです。それは自分でもわかっています。そしてそんな美しい私が愛したたった一人の女性。それはあなたです。あなたと出会って、初めて本当に好きという気持ちに気づけました。…それだけあなたは魅力的な女性なんです」
『…ナギ、さん』
ナギ「自信が、ないというならワタシがつけてあげます。あなたのいいところワタシはたくさん知っていますから」
目を細めて、私に笑いかけてくれるナギさん
…ナギさん…
『……本当に、ナギさんはまぶしいですよね。私がかすんでしまうくらい…』
ナギ「Aより美しい物なんて」
『なので…ナギさんの眩しさに勝てるくらい私も頑張って自分に自信をつけたいです』
『ナギさんが私を選んで…くれたから。ナギさんがこんな女選ぶなんて、なんて思われないように…』
すると「A!」と私をぎゅーっと抱きしめるナギさん
…あの、ふと今気づいたんですけど…
『お、おろしてもらえませんか!?』
ナギ「oh..どうしてです?」
『恥ずかしいからです!』
ナギ「自分に自信をつけるのではなかったのですか?」
『それとこれとは別ですよ!!』
そういうと、しょんぼりはしながらおろしてくれるナギさん
そして「手は、いいですか?」と聞いてくる
『…ふふ、はい!もちろんです!』
そう私は自分からナギさんの手を握った
…わぁ、やっぱり大きい…
ナギ「今、すごくHappyです」
頬を緩ませながら私を見つめるナギさん
私も笑顔で「私も幸せですよ!」と笑う
すると、頬に何かが当たる
『…え、あ…え?!』
ナギ「では、帰りましょうか。家までエスコートします」
『へ…あ、はい…?』
私は何をされたのかよくわからないまま、家までナギさんにエスコートをしてもらった
…次、ナギさんに会うときはもっと自分に自信をつけるために、ダイエットとか…色々頑張ろう
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美衣(プロフ) - 結月さん» 前作から読んで頂きありがとうございます…!!!皆とてもいいですよね!期待に応えられるよう頑張りますね!! (2017年3月1日 21時) (レス) id: 0b8d9e10fa (このIDを非表示/違反報告)
結月 - 前作から読ませてもらってます!もう箱推しの私には最高すぎて!!! 本当にごちそうさまです((泣 これからもたのしみにしてます! (2017年2月19日 23時) (レス) id: df55af7f15 (このIDを非表示/違反報告)
美衣(プロフ) - お夕さん» あぁあああすみません今気づきました…!ほんとすみません…!前作から読んで頂きありがとうございます!素敵なお話なんて…嬉しいです!ナギのですね…!了解いたしました!期待に応えらえるよう頑張らせていただきます!! (2017年1月9日 21時) (レス) id: 0b8d9e10fa (このIDを非表示/違反報告)
お夕(プロフ) - 初めまして!コメント失礼します!この作品、前作から読ませていただきました!どの話もとても素敵で、ずっと読んでしまいました(*´ー`*) これからも更新お待ちしております。よろしければ、ナギくんのものが読みたいなーなんて思っております(*´∀`)← (2016年12月30日 8時) (レス) id: 638353c8ae (このIDを非表示/違反報告)
美衣(プロフ) - Altrebassさん» 天にぃはきっと子供には甘い…!にやけてもらえて嬉しいです!私もこのお話好きです(( わ、私まで!?ありがとうございますううう!尊いなんて言われたの初めてです← 応援ありがとうございます!! (2016年11月20日 19時) (レス) id: 0b8d9e10fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美衣 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年10月18日 2時