可愛い部分 【四葉環×大人彼女】 ページ20
『こんにちは!』
壮五「あ…Aちゃん。こんにちは。環くんに用かな?」
その言葉に私は「まあ、はい」と返事をする
私は、環とお付き合いをしていてたまにこうやって寮にお邪魔している
こうでもしないと…なかなか会えないから
壮五「ごめんね、環くん今少し出かけていて…。待っていてもらえるかな」
『あ、はい!もちろんです!…環はまた一人で?』
壮五「うん…そうなんだ。でも、仕事ばっかりだから仕方ないと思うんだけどね」
そう苦笑いをする逢坂さん。逢坂さんは本当に頼りになるお兄さん…?というよりお母さんみたいな方ですごく尊敬する。
『です…ね。私も、彼女として環を少しでも癒せたらいいんですけど…可愛げがないですから』
壮五「…!そんな事ないよ。すごく魅力的な女性だと思うよ。」
そんな風に逢坂さんと話していると、急に肩が重くなる
そして腰に腕を回されてるのがわかる。…あれ、帰ってきたんだ
『おかえり、環』
環「…おー」
壮五「ご、ごめん…お邪魔だよね」
私がそんなことないって言おうとした瞬間環に「おう、あっちいって」と言われる
逢坂さんはどこかへ行ってしまう
『環!そんな事言っちゃだめでしょ?逢坂さん、きっと悲しんでたよ?』
環「…だって、そーちゃんにA奪われたくねえもん」
そう私をぎゅうっと抱きしめながら環は話す
…奪われる?
『何のこと?』
環「……そーちゃん、いいやつなの俺ずっと一緒にいるから知ってる。でも、俺」
『…ふふ、環。ちゃんと相手の良さを認める環もいい人。それにね私は環一筋だよ?』
きっと帰ってきて私が逢坂さんと楽しそうに話していたからヤキモチをやいてたんだろう
…こういう子供っぽいとこ好き。ちゃんと素直に言ってくれるところも。
環「…俺の事好き?」
『当たり前』
環「…そうじゃない」
『…ふふ、好き』
そういうと環は私をぎゅうっと抱きしめながら幸せそうな声で「俺も、大好き」と言ってくれた
……可愛い彼氏さん。
一織の日 【和泉一織×一織大好き彼女】→←彼女の良さを語り隊 【TRIGGER】
197人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美衣(プロフ) - 結月さん» 前作から読んで頂きありがとうございます…!!!皆とてもいいですよね!期待に応えられるよう頑張りますね!! (2017年3月1日 21時) (レス) id: 0b8d9e10fa (このIDを非表示/違反報告)
結月 - 前作から読ませてもらってます!もう箱推しの私には最高すぎて!!! 本当にごちそうさまです((泣 これからもたのしみにしてます! (2017年2月19日 23時) (レス) id: df55af7f15 (このIDを非表示/違反報告)
美衣(プロフ) - お夕さん» あぁあああすみません今気づきました…!ほんとすみません…!前作から読んで頂きありがとうございます!素敵なお話なんて…嬉しいです!ナギのですね…!了解いたしました!期待に応えらえるよう頑張らせていただきます!! (2017年1月9日 21時) (レス) id: 0b8d9e10fa (このIDを非表示/違反報告)
お夕(プロフ) - 初めまして!コメント失礼します!この作品、前作から読ませていただきました!どの話もとても素敵で、ずっと読んでしまいました(*´ー`*) これからも更新お待ちしております。よろしければ、ナギくんのものが読みたいなーなんて思っております(*´∀`)← (2016年12月30日 8時) (レス) id: 638353c8ae (このIDを非表示/違反報告)
美衣(プロフ) - Altrebassさん» 天にぃはきっと子供には甘い…!にやけてもらえて嬉しいです!私もこのお話好きです(( わ、私まで!?ありがとうございますううう!尊いなんて言われたの初めてです← 応援ありがとうございます!! (2016年11月20日 19時) (レス) id: 0b8d9e10fa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:美衣 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年10月18日 2時