【アイナナ】 なんでもあり短編・中編集 ２

halloween　大和の場合　【二階堂大和×あざとい彼女】 ページ11

『トリックオアトリート！お菓子くれなきゃいたずらするぞ？』


大和「うわー、可愛いわー」


『棒読み！結構似合うと思ったんだけどなぁ』


私はそう自分の服を見直す。少しフリフリしたワンピースに悪魔の尻尾と耳をはやしたこの服装
悪魔！…なかなか私っぽい気もするし


大和「そういえばもうそういう時期だったな」


『うん、そうだよそういう時期！だからわざわざドン○まで行って買ってきたんだよ』


そういうとははっと笑う大和
...な、なんかむかつく
私はぎゅっと両手で大和の頬を包み込んでこちらに向かせる


大和「どうしたの」


『…いたずらするよ？お菓子くれないなら』


大和「んー、どんないたずら？」


そう面白そうな目で私を見つめてくる大和
...わ、私が何もできないからって！


『おしえませーん。…知りたいならいたずらされてよ』


大和「こんな可愛い子からいたずらとかお兄さん緊張しちゃうな」


『嘘っぽい』


そう笑うと、私は小さく深呼吸をして大和にキスをする
...そしてバッと離れる


『ど、どう！？』


大和「…これ、いたずらっていうよりご褒美になるな」


そう小さく笑うと、口の端にちゅっとキスをしてくる大和
...大人の余裕、か
むかつく。


『……ほんと、むかつく』


大和「ははっ、だから言ってんでしょうが。俺にはかないません」


『じゃあ、本気でいたずらする』


そう大和から離れると、首をかしげる大和
もういい、私を怒らせたんだ。私が怒るとどうなるか教えてやる


大和「ちょ、Aちゃーん？どうしたの」


『…ふふ、目つむって？早く瞑らないとつぶすよ』


大和「…えっ」


素直に目を瞑る大和
そして私は、油性マジックを用意する。そして大和の顔に落書きをする
ほっぺに「ばーか」と書いたりとにかく色々書く
そしてちゅっと頬にキスをしてできたよという


大和「…あ、なんだ殴られるのかと」


『そんな怖い事しないよ、でもしばらく皆の笑われ者にはなれるね』


そう私は微笑みながらカシャと写真を撮る
…うん、なかなかいい写真だ


大和「A、こんなキャラだっけお兄さん怖い」


『女の子をなめちゃいけないよ』


そう私は舌をべーっと出して笑った
大和は小声で「悪魔…」といった

まっ、いたずら成功、かな？


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最近甘い感じの小説が書けなくなってきた気がしますやばいです((

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