探偵社に新しく入ったのはフョードルの妹！？【文スト】

うずまき ページ20

谷「す、す……すんませんでした！」






敦「え？」





私達は、探偵社の下にある喫茶うずまきに来ている





テーブルを囲むのは敦、太宰、国木田さん、谷崎さん、ナオミちゃん、そして私






谷「試験のためとはいえ随分と失礼なことを…ボクの名前は谷崎潤一郎。探偵社で助手のような仕事をしています」






敦「いやいや、気になさらずに…」







『そうですよ、それに私は異能力使っちゃったし…』






谷「いえ、あの状況が本物なら適切な判断だと思います」







『ありがとう』







敦(以外と良い人だ、この人…)







そして、潤は何故か私の隣に座っているナオミちゃんを指差した

ちなみに名前で呼んでいいと許可を貰ったよ！







あれ？ナオミちゃん、君は潤の横にいるべきなのでは？








谷「そんで、そっちが」







ナ「妹のナオミですわ！」






ｷﾞｭ







『わ！』








ナオミちゃん…なんで私なんだよ








敦「き、兄弟何ですか？…その割には髪や顔がそんなに似てないような…」






ナ「あら、お疑い？」







ナオミちゃんは私のシャツの中に手を入れてお腹を撫でた







なんで私？まぁいいけど…






『擽った…』







ナオミ「ちゃんと血の繋がった実の兄弟ですわ
お兄様でいうと、この辺りが私と特に似ているんですの」






すると、私はナオミちゃんにお腹の辺りを
ツツっと撫でられた






『ナオミちゃ…そこ擽ったい‪w』





ナ「あら、ごめんなさいね。じゃあお兄様改めて…」ｷﾗｯ







私でやらないで欲しかった…





太「Aちゃんって感じないの？」


『それ私の年齢分かって言ってる？』


太「背が低い18くらいだと思ってたんだけど…」


『どっかの組織のチビと同じにされた気分。私は12』


太「あら結構若かった」


一瞬こいつの目死んだな…この人元黒だな


敦「ｺﾎﾝｯ、いや……でも」






国「こいつらについては深く追及するな」





敦「あ、はい……」




国「ともかくだ小僧、小娘。今日からお前らも武装探偵社が一隅、ゆえに回りに迷惑を振り撒き、社の看板を汚すような真似はするな」





敦「…」





国「俺もみんなもこの事だけは徹底している、なぁ太宰」





太宰は国木田さんの言葉に目もくれず給仕さんをうっとりと見ていた





太「か弱く、可憐なこの指で私の頸を締めてくれない_」






国「言ってるそばから社の看板を汚すな」

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