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私がダンスを始めたのは小学一年生
元々体を動かすのが好きだった私は
ダンスの魅力に取り憑かれ
のめり込んだ
ダンスをしてる子達は男の子ばかりで
女の子は私も入れて3人しかいなくて……
私の周りの環境が悪かっただけなのかもしれない
女のくせに
そう言われることが多かった
一緒に習ってた女の子も辞め
私一人になった
中学生になった私は
この大会を最後に
ダンスを辞めよう
そう思った
その大会でHIROさんに出会った
『君には才能がある』
初めて言われた
今まで否定的なことばかり言われたきた私に
そのHIROさんの言葉は
嬉しかった
「でも……」
女である私がダンスを続けてもいいのか
そう質問した
『ダンスをするのに性別も歳も国籍も関係ない。』
私もダンスしていいんだ……
でも……
不安だった
また何か言われるんじゃないかって
『じゃあ、隠したらいい 』
その日から私は
女の子ということを隠すようになった
そして今
GENERATIONSのパフォーマーとして活動することが出来ている
でも、彼らは
本当の私を受け入れてくれるのだろうか
なんて考える私がいる
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作者名:音色 | 作成日時:2018年12月18日 23時