きっかけは些細で。さん。【国見英】

ひゃくじゅうろく。 ページ18

本日最後の試合です。



｢Aちゃん！負けないよ！！｣


｢覚悟しろー！｣


『こっちだってこてんぱんぱんにしますよ！！！二口さんが！！』←


｢"ぱん"多くね？｣


『そのくらいやっちゃおうってことです！！』


｢おぉ。｣


『青根さんも！』


｢(ｺｸｯ)｣


『あ、ロックオンしときます？？』


｢お前はなに楽しそうにしてんだよ｣


『いやぁ、青根さんは青城なら誰をロックオンするのかな〜と』


｢そりゃエースだろ｣


『でも青城はみんな強いです！』


｢おーおー、身内贔屓｣


『もちろんですとも！』



他校マネであっても自分校チームは褒めます！！





｢Aちゃんから1セット取るぞ〜！｣


｢｢｢｢おー！！！｣｣｣｣


『なぜ私。』

私は試合に出るわけではないのだが。



『負けないぞ〜！』


｢｢｢｢おー！！！｣｣｣｣



.
.
.


『岩泉さんナイスキー！

あ、違った。』




『徹さんさすがです！！

あ、また違う。』




『国見くんナイス！！

あ。。』






｢Aサ〜ン？？｣


『す、すみませんんんん！！！』



さっきから私は青城が点を決めると反射的に掛け声をかけてしまって、、。

も、もちろん、伊達工側が点を決めても掛け声はかけていて、！！！！！！←



｢Aちゃんwww｣

｢俺らのこと大好きじゃんwww｣


『ぐ、、、

そうですよ！！！！！！』←


｢わお、Aちゃんてば大胆！｣

｢俺も好きー！｣





｢試合中なんスけど。。｣


おっと。
青城のラブラブっぷりを見せつけてしまったようだネ←



『すみませんん。。。』



｢Aは今日は俺らのマネだろ？

今日くらい俺らの応援しろよな。｣


『二口さんｯｯｯ！！！！』

かっけぇ。。


『一生付いてきます！！！！！』←


｢うるさ｣


『ひどいｯｯｯ』




.
.
.


そんなこんなで青城への応援はなんとか堪えて試合を見ていく。



『青根さんナイッサー！！』



笛の音が鳴り青根さんがサーブを打つ。

国見くんが反応し、レシーブをするが弾いてそのまま地面へ。



｢青根ナイスキー！！！！！｣

『あ、ナ、ナイスキー、！！！』


今のサーブ、凄く良かった！！



というか、国見くん大丈夫かな？？
、、
だめだめ、！今は伊達工のマネなんだから、！！



もげてはないし、大丈夫大丈夫、！←






『青根さんもう一本ナイッサー！！』

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している


←ひゃくじゅうご。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す