早速任務3 ページ6
Aside
目「俺、正面」
水「私は上から」
間「じゃぁ、下から」
『後ろからサポート』
「「「『せーの』」」」
バッと皆それぞれの位置につくのと同時に目黒が口から空気をたっぷり吸込めば赤黒い呪力が拳にまとう。
これって……
目「黒閃！」
そして打つのと同時に飛んでいた結花が呪霊の頭上から、間宮が重力に従っている地面を逆転して攻撃する。
後ろに逃げ道を見つけた呪霊が下がろうとするのを、
『とどまれ』
と言えば3人が潰す。
『意外と息合うじゃん。それに目黒、黒閃出せるとかすごいね』
目「まぁな！！」
特に寛太と結花のはタイミングが合わなきゃ目黒の黒閃で二人のどちらかが潰れていた。
これは土のスピードを測れた寛太が化け物だな。
先「ナイスです！素晴らしい。コンビネーションが完璧です！と言うことなのでこのまま潰して行きましょう！先生は本日の8度寝をします」
水目「「えー」」
各々で先生が送信したメッセージのとこに行き潰していれば、日が暮れ人の気配が少なくなっていた。
クタクタになり寮に戻るも、まさか初日からこんなに遅くなるとは思っておらず部屋にあるダンボールと見つめ合う。
少ないのが幸いか。でもほとんど呪具だから重い……
はぁ、とため息を付き作業に取りかかればノック音がする。
ガチャとあけるとヤッホと結花。
水「手伝いに来ました！」
『いいの？！ありがとう！』
正直アリの力も借りたかったのでありがたいとこだ。アリだけに。
てくてく入ってくると部屋を眺め、人差し指をピッと上に向けた。
するとダンボールが浮き始める。
水「私のは無重力。これからよろしくね」
急に呪言師と偽るのに心がいたんだが面白そうだから結局黙るようにした。
浮いているから軽いし、少ないし、運びやすいしであっという間に終わった。
これほどまでに感謝したことはないと思う。
結花が部屋を出たあと、遅くなったのにも関わらず竹刀を握り外に出た。
みんな力があった。正直自分は強いほうだと思っていたけど、このままじゃ駄目だ。弟達を救えない。
ひたすら振っていれば後ろから声がした。
？「すげー一年共が入ってきたって聞いたけどお前、一年か？」
ということは先輩だよね。
『そうですけど、どなたですか？』
五「俺は五条悟。お前は？」
そう言って現れたのはラフな姿をした銀髪のグラサンだった。
五条ってあの御三家？
『A』
五「苗字は？」
『……睦月』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 24人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ピザうどん花子 | 作成日時：2021年3月14日 18時
