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お話 ページ36

先生side

『大丈夫っちゃ大丈夫だけど動けないから迎えに来てくれません?』


目「先生!青森で目撃情報!」


ブチッときり、和樹を担いで寛太に飛ぶ。


夜「来たか」


先「硝子に連ら 夜「しておいた」助かる」


夜「後で報告待ってるぞ」


先「あぁ。行くぞ」


寛太の肩に触れ、一歩踏み出せばあおもり駅についた。


間目「「いつの間に?!」」


二人をおろし跡を追い始める。



目「帳が降りてんぞ!」


だっと駆けつけ解除し、中に入ればソファで倒れてる結花と床に横たわってるA。


先「寛太!結花の息は!」


間「あります。頭に傷があるので脳震盪を起こした恐れがあります。後は捻挫、打撲、左腕骨折、肋一本」


目「Aは?!」


血だらけで横たわってるAはヘラっと笑う。


『肋骨3本。背中強打、幸い背骨は逝ってない。左手首捻挫、貧血。内臓もちょっと心配。右の腕、切り傷深い。後は硝子先輩に、女って大変ですねって伝えて。そしたらわかると思う。めっちゃ眠い。誰か寝たら叩き起こして』


そう言い目を閉じる。


先「和樹は叫んでて」


目「え?お、おう!スゥ起きろ馬鹿!!」


先「寛太は結花を運べるかい?」


間「おう」


よし、


先「和樹、ドアを開けて寛太と俺に触れろ」


目を閉じ、開けば歪んだ先に高専の医務室。軽く立ち上がり、Aの体を軽く引っ張って一歩。


そうすれば目の前に息を切らした硝子が。


先「随分と速いね?」


家「大切な後輩なので」


寛太が怪我の詳細を説明し終え待機していると、

目「後、Aが女って大変ですね。って硝子先輩に伝えろって」


そう言えば目を見開く。


家「男子は外に行って」


寛太と和樹を追出せば、


家「女子特有のあれ、だから買って来てください」


先「あ、あー。了解」


なんか複雑。


二人の手当が終わり、休んでいる中、結花が目を覚ました。


水「Aは?!A私の事庇って!」


先「大丈夫。大丈夫。生きてるから。
行ったときの情報を教えてくれる?」


コクっと頷くと話し始める。


目「サンドバッグ部屋にあるけど使いますか?」


先「使ったあとは使い物にならなくなるけど?」


目「遠慮しておきます」


間「先生、詳しい話を聞かせてください」


水「?なんの話?」


先「実は俺がAのお父さんって話」


水「え?!」


驚く結花に寛太と和樹がコクコクと頷く。







先「俺は本名、睦月誠司。睦月一誠の腹違いの弟だ」

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作者名:ピザうどん花子 | 作成日時:2021年3月14日 18時

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