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早速任務 ページ4

Aside

ふっとばした少年はこっちを見て呆気にとられている。

ひょっとして女に飛ばされたことなかった?

それはとんでもなく悪いことをしたな。

プライドズタボロじゃん。どんまい(笑)

間「お前、名前は?」

『睦月A』

間「ふーん」

え?何ふーんて。それだけ?

先生らしき人「さぁー!皆さん集まったところですし、お互いの親睦を深めるために任務に行きましょう!」

両手をパッと天井に伸ばしマスクと変わったサングラス姿で叫ぶ先生(だと思われる)に場がしらける。

?「は?行かねーよ」

お前は突っかかりだたなーもう

先「親睦を深めるために任務に行きましょう!」

?「だから 先「親睦を深めるために任務に行きましょう!」

?「あぁ゛? 先「親睦をふ((ry」

間「少し前のゲームみたいだな」

『だね』

そう言いながらぞろぞろと出ていく。



『ねぇ、さっき胸ぐら掴まれてたけど大丈夫?』

?「あ、心配してくれてありがとうございます。大丈夫です」

『タメ口でいいよ。名前は?』

水「水戸結花です!あっ、だよ?あれ?」

すくすくお互い笑い合って思った。この子、この世界線で優しすぎない?


任務と言われ向かった先は純白に包まれた女性と男性。それを祝う周り。

素敵な光景だとは思う。けどあの話のあとだからか素直に見れなかった。

?「何ツー顔してんのお前」

別に結婚が嫌な訳じゃない。けどあいつのせいで心が濁っているのは事実だ。

『心配してんのか知らないけどまず私あんたの名前知らないんだよね』

目「チッ目黒和樹」

おいお前何で舌打ちしたんだ。

隣を見れば結花が目を輝かせて見ていた。

憧れるよね。好きな人と一生を共に……

こちとら強制させられそうなんだから。

間「眠い。早く終わらせよう」

少し猫背のままどんどん進んでいく。

それを「まてコノヤロー!」と目黒が追いかけ、キラキラの笑顔で結花が走っていく。

結花って意外とサイコパス?

動きたくない気持ちが膨張し、突っ立っていると、

間「A、こい」

何でこの人は命令してんの?

疑問を抱いていれば、間宮も頭をかしげる。

いやまじで何してんの?

癖っ毛の頭を少しかいてこっちに近づいてくる。

前まで来ると、私の目を見ては耳元まで顔を近づけてきた。

驚いてのけぞろうとすると手首を掴まれる。

間「お前、呪言師じゃ無いだろ」

『え』

なんでわかったん!!?!

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作者名:ピザうどん花子 | 作成日時:2021年3月14日 18時

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