呪具屋の娘に片思い（五条悟） (ページ11)

今日:17 hit、昨日:5 hit、合計:30,824 hit

クソジジイページ11

Aside

夜白「貴様！なんて事しやがる。取引がどうなってもいいのか！」

あぁあぁ、日本刀を荒く使いやがって。

『てめぇの方こそ取引がどうなってもいいのか？お前の取引の代金は私なんだろ？気づかれて、失敗して、どうなってもいいのかよ』

持っていた薙刀を回転させて距離を調整し小手と胴をうち、落ちる日本刀を弾いて手に納めた。

ゆっくり立ち上がり間合いをとって日本刀を夜白に向ける。

『下手な扱いしたら日本刀が可愛そうだ。綺麗な首の落し方、見せてあげるよ』

薙刀を空高くに投げ、日本刀を右面からおろし、首元まで持ってきてそのまま宙に放つ。

夜白の驚いた顔を拝んだあと、逆転し、左側に持ってきた刀で首にバッと持っていきピタッと止める。

『ウッソピョーン。大切に持っててね』

日本刀を押し付け、落ちてきた薙刀で胴を少し強めにうてば気絶した。

『家から出たらすぐこれか。あいつ自分の子供をなんだと思ってんだ。』

このままじゃ本当に弟たちが危ない。

那由太と奈穂何かまだ赤ちゃんだ。

何しでかすか知ったこっちゃない。

こういうのが続くんなら家とか柵とか関係なく全員奈落の底に突き落としてやろうか。

弟たちに危害が及ぶからしないけど。

そっちがドンと来るならこっちはジワジワと蝕んでいこう。

『日本刀返してね。どうせ家のでしょ。うっひょー！私を切る為に豪蓮使ってくれたの？これ八千万はするよ。まぁ、私って安くないから？』

夜白の人差し指をそいつの鼻に突っ込み、反対の開いている手を術式でグーにし、ピースの形に持ってくる。

そして砂埃を利用して、

「私といっせーはおばかッデース」

と書き写メをとって先生に送った。

A呪詛師未遂の馬鹿です。後始末よろしくお願いします。
先生取り敢えず巻いといて
A了解