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Aside

五「んまっ、降りたところで壊ればいい話でしょ」

五条先生が近づき触れるもバチバチっと弾き返される。

えっ、うっそぉ。

歌「ちょっとなんであんたが弾かれて私が入れるのよ」

試しに手を当てるもバチッと弾かれた。

『………』

五「なるほど。歌姫、じいちゃん先行って。この帳、五条悟の侵入を拒む代わりにその他全てのものが出入り可能の結界だ」

歌「Aは?」

『恐らく五条先生に術式が似てるから』

五「運悪く入れないってところだろうね。
余程腕がたつ呪詛師がいる。しかもこちらの情報をある程度把握してるね。Aは例外みたいだが」

五「ほらいったいった。何が目的か知らないけど一人でも死んだら僕らの負けだ」

二人が入ったのを見届けたあと帳に思いっきりパンチする。

バチッとなるのも気に留めず、ずっと当てるも五条先生に引き離される

くっそ。信用はしてる。でも悠仁がまた自分を犠牲にするような事をしたら私は………

五「気持ちは分かるけど。Aがここでダウンしたら悠仁に届かない。悠仁は僕が助けるからAはそのすぐにカッとなる頭を冷やして」

そう言い空高くに飛んでいく

いっつもそうだ。結局一人に逆戻り。つらい。寂しい。苦しい。なんも変わんないじゃん。

いい気になって。勝手に一人で抱え込んで。失敗して。前に進めなくて。

いや、思考をネガティブに持っていくな。

私だって本当はずっと会いたかった。触りたいし抱きしめたいし、キスだって、それ以上だってしたい。

ここで私が墜ちたら悠仁の笑ってる顔が見れなくなる。これだけは絶対にヤダ。

考えろ、私には何ができる。術式がある、時間を速めることができる。遅めることもできる。遅めるのは必要ない。なるべく早く。

恐らく五条先生はこの帳を解除できる。なら私だけ先にその状態に持ってくればいい!

伸縮術式で帳にふれればフット消えその隙に入る

急げ、禍々しい少し変わった呪力を持ったところへ

道の途中三輪ちゃんを広い帳の境界近くに寝かせておく

ここまで被害は来ないでしょ

流石に外には出せないからさ

バチバチが三輪ちゃんにまで通じたら危険だし

そして走っていけば遠くで東堂先輩が呪霊?っぽいやつの前に立っていた

東堂先輩がここに居るなら悠仁も近くにいるはず。この変な呪霊?っぽいの始末したほうが良さそう

土に潜ろうとした途端、帳が解け始めた

ナイスタイミング。空を見上げグッとマークをしたあと土に潜った。

領域展開→←モニタールームにて3



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作者名:ピザうどん花子 | 作成日時:2021年3月8日 17時

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