想い人と付き合えて幸せです2【虎杖悠仁】 (ページ4)

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モニタールームにて3 ページ4

Aside

三輪ちゃんが電話を構えたあとバタッと倒れた。

棘先輩かな？さっすがー！

歌姫先生が立ち上がり迎えに行こうとする。

いい先生やなー。うちのバカは倒れてるやつ見てヘラヘラと笑ってるだろうよ。

数回会話しているのを聞いている時ふと、ジジィの方を見る。

！

ビビった！めん玉カッぴろげやがって。

楽「そうさの、三輪が心配じゃはよ行ってやれ」

ただ三輪を心配しているようには見えない。

やな予感

胸が騒ぐのをなだめていればボッと札が燃えた

しかも赤……！

それにモニターも！

どうなってやがる。やっぱし組んだの？！

ジジィをバッと振り返っても考えている様子

……違うのか？

歌「え、ゲーム終了。しかも全部赤色」

冥「妙だな。カラスたちは何も見ていない」

さっきからの話だと冥ツーさんはモニターを移していてそれはカラスで可能と……おまけに金好きときた

誰かと賄賂したか？

五「グレートティーチャーとワンダフルストゥーデントの生徒と友達達が払ったって言いたいとこだけど」

夜「未登録の呪力でも札は赤く燃える」

歌「外部の人間の侵入者って事ですか？」

『人間だけじゃないかもね』

冥「天元様の結界が機能してないってこと？」

楽「外部であろうと内部であろうと不測の事態に変わりあるまい」

あら、まともなこと言えるの

夜「俺は天元様のところに行く。悟とAは楽巌寺学長と学生の保護を冥はここでエリア内の学生達を特定。悟達に逐一報告してくれ」

冥「承知。勝利を期待してますよ」

パンパン

五「ほらおじいちゃん。散歩の時間ですよ。昼ごはんはさっき食べたでしょう」

『そうだよおじいちゃん。ハウンドドッグなんか持たないの。おじいちゃんが引きずられちゃうよ？』

歌「急ぎましょう」

みんなが出たあと少し突っ立ってれば五条先生に急かされる

急いで散らかっているピザなどを別次元に仕舞い、走り出した

瓦の上を走る五条先生のあとからついていく

足なげーなこら

っていうかジーさんの持ってるのってギターケース？

何用で？

歌「五条！帳が降りる前にあんただけ先にいけ」

ちょっと待って。帳って！随分大きな騒ぎになっちゃってんじゃん？

悠仁………絶対死なせない！

五「いや、無理」

歌「は？！」

五「実際あの帳はもう完成している。視覚効果より術式効果を優先してるみたいだ。上手いな」

『先生が上手いって褒めるとか…相手のこと舐めてます？』

五「僕を何だと思ってるの？」