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再開と別れ ページ24

Aside

あ゛ぁあやばいわ


吐血だけじゃない。意識が朦朧とする


毒まわってんのか


地面に手をついて、息を整えようとするも、咳込み血が溢れ出てくる


スカしてるジジィは私の前にしゃがみこんで何か言ってるけどろくに聞こえやしない


虚ろな目で睨んでるかもわからない視線を送れば耳元に近づかれる


「血でべっとりな君もきれいだね。白い髪に赤が映えるよ」


インスタ映えなんて狙ってねぇわボケ


スーっと髪を一束掬っては接吻いや、こいつにとってはキスだろう。それをする


抵抗しようとするが体が思うように動かない


顎を掴まれたのに気づいた時には口内を荒らされていた

『っん、ん!ぃや、めっ、ん、』


おい舌が気色悪い感触するな。思いっきり舌を噛みちぎり離れたのを確認してペッと吐き出すも、のたうち回る百足………百足?!


「俺の舌を切るとか…ほんと殺すのは惜しいな。いたぶるか」


『気色悪いもん口に入れられて、ただで返す様な事するかよ裁判かけんぞ異物混入の罪でかいからな』


「口だけは達者のようだがはて、下の口はどうだろう」


は?


気色悪さコンプしなくてよかったんだよ?


制服の下にあるタイツを剥がそうとするこいつに抵抗すれば殴られる


頭が吹っ飛ぶかと思った


嫌だよ?ねぇ!こんなの!他のやつとやりたくなんかない!嫌!離して!悠仁!助けて……


いや、いっそこいつと一緒になった時に残りの球で死ぬか


悠仁には仲間もついてるし、汚れた後で悠仁になんて会えないよ


いつか感じた様な黒いものに包まれる感覚。


悪くない感覚徐々に馴染んでいく


呪いさんの首に腕を回す


『いいね、遊んじゃおうか?』


自然とでた魅惑的な声に近江が息を呑む、


首をガッチリとホールドして死ぬ覚悟をすれば


宙に舞う近江の胴体


ドサッと真っ二つになった近江を見て唖然とする


睦「うちの娘を犯そうなんざ1億年早いんだよ」


楓「そうよ、汚いち○こはクリーニングにでも出しておきなさい」


睦「楓、それは言い過ぎ」


『悠仁じゃねーのかよ』


睦楓「「え?」」


楓「聞いた?睦。うちらの娘彼氏出来て私達のこと忘れちゃったみたい」


睦「もうそんな年頃か。相手はあの悠仁くんだろ?それなら任せられるな」


楓睦「「親離れする子供を見るのって辛い」」


メソメソと泣く親にさっきの疲れが飛ぶ


『海外に行ってたんじゃなかったの?』


楓睦「「?」」


睦「それは悠仁くんが言ったのか?」

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作者名:ピザうどん花子 | 作成日時:2021年3月8日 17時

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