野球 ページ12
Aside
どーもー。個人戦じゃないし、昨日と人数違くなるしで結局参加できず応援に回ってるAでーす。
…………
つら
別にね、オリジナリティーあっていいと思うよ、野球は
でもフェンス越しに馬鹿から煽られたり爽やかに手を振られたらさ、
危うく五条を地面と重力で押し潰してましたよね。ハーイ
真希先輩投げるの上手いなー
五「やぁ、A楽しんでる？」
『どうやって五条を消し去ろうか110通りを脳内で実施しながら楽しんでる』
五「あぁ、対戦型格闘ゲーム的な？」
なんで消し去られるのに喜び感じてんのさ
妙に爽やかだし。さては舐めてるな
『いや、どっちかって言うとハックアンドスラッシュ。先生潰して私が最強になるのも悪くないかなって』
五「へーいいね。ところで、昨日の任務はやった？」
昨日、任務
キノウノニンム
キノウ ノ ニンプ？
『あー、木之内さん妊娠したんですね、おめでとうございます』
五「違うし誰それ。昨日早めに終わったから午後に任務入れたよってメールしたけど」
『なんでくだらない事とかはさ、電話するのに大事な事はメールでするかな、正しいけど』
五「やってなかったんだね」
やってませんよそりゃ！ヤッてたけど。やってないよ！
急いであぐらをかき、目を瞑る
五「何してるの？」
『昨日に行ってくる』
五「体は飛ばないの？そっちに」
『今から飛ばすんで少し黙っててもらえます？』
五条side
目を閉じたAをまじまじと見る。
やっぱり肉体が老化している。
近頃髪の端が白に変わったがそれと関連があるのかもしれない。
なんせ、高専にいる時に見た睦さんは茶髪だったのに死体は白髪で、見た目には出ていなかったが体内はじーさんの様な老化具合だった。
恐らく時空を伸縮する事に老化するリターンがあるんだろう。
他では見られない
しばらく見ていればフッと消えて少ししたらかすり傷を何個かつけ、左の小指と薬指が折れた状態で戻ってきた。
『意外と強かった』
強かったで済ませるものじゃないと思うけど。
様子を暫く見ていれば目を擦り始めるA。
五「どうした？目にホコリでも入ったの？」
聞いてもただ擦り目を瞑るだけ。
もう少し大声で言う。
五「おばぁちゃん、めー大丈夫？」
『誰がおばあちゃんですか。そしたら先生はミイラ化に失敗したムンクの叫びですね』
五「何それ」
『それじゃあ任務終わったし私は応援に………』
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作者名：ピザうどん花子 | 作成日時：2021年3月8日 17時
