僕の友だちは心が読めない [白] (ページ5)

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｢はーい、お前ら席つけー｣

俺のクラスの担任が扉を開けて、生徒をまとめる

｢せんせ、せんせ！もしかして、転校生？？｣

目立つ生徒が、質問を投げかける

｢お、よく分かったな～宮本。｣

【うるせぇガキだな相変わらず。胸だけはしっかりでけえんだけどな】

いつも爽やかと評判のいい担任は、ただのセクハラクソ男。

｢よっしゃ～！まじぃ？！｣

【きゃは、ラウールくんがこっちみてる！てか、クラス全員私の事見てんじゃねっ！】

そんな彼女は承認欲求の塊だ

あー、聴きたくない。

｢静かにしろ、転校生が怯えるだろ？｣

転校生、というワードにクラス中が再び興奮状態

｢ほら、神代。入ってこい。｣

｢はい。｣

透き通る綺麗な声にみんなが聞き入り、

先程とは全く異なり教室は静まり返る

｢神代Aです。よろしく。｣

【 _________ 】

見つけた。