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35コマ目 ページ36
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康二をベットに寝かせ、私は下でくつろぐ
目黒は、はい、と水をコップに入れて渡してくれた
｢初めて家入ったけどさ、物すっくないね｣
｢あー、うん、俺2年になってから引越したし｣
てっきりずっとひとり暮らしだと思ってたから、今になって知った事実に驚く
｢え？まじ？知らなかった｣
｢うん。なんとなく一人暮らししてみたくて｣
え、かる？？？？
｢軽いな。一人暮らし大変？｣
｢大変なのかな、？家賃は親が出してくれてるし、自炊も康二から料理教わって大分出来るようになったし、割かし楽しいかも｣
3人で仲が良いって感じだと思ってたけど、
そっか。やっぱ男の子同士の方が気は楽だし、仲良いもんだよね
なんて、康二が少しだけ羨ましい
｢てか、康二、なんも言ってなかった？｣
｢うん、知らなかった！なんだ〜、教えてくれれば入り浸ったのに！！｣
目黒はどこか一点を見つめて、考え込む
｢Aってさ、康二の事好きになんないの？｣
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作者名：なまじ | 作成日時：2020年6月2日 4時
