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take7 *緑 ページ7

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彼女が笑った顔を見て、佐久間がピシリと動きを止める



いや、佐久間だけじゃない。
snowman全員がとまったのだ

もちろんこの俺も。



クールに見える彼女からは想像出来ないくらい、柔らかくそして可愛い



「え、ご、ごめんなさい」


動揺して佐久間が謝る


「え笑なんで謝るんですか」



動揺して変なことを言ってしまうのは無理もない

いわゆるギャップというもので俺らは撃ち抜かれた


「むしろ、なんか変なこと言っちゃってたらすみません。面白くて、、、ピーマン美味しいですよね」


謝る点などひとつもなかったのだが、佐久間に謝る彼女を見て、礼儀正しい子なのだなと感じた

「ふはっ、まあ確かにピーマンは美味い」

「いや、こいつが変なだけだから。気にしないで」


翔太が上手く笑いに変えてくれた


「てか、よろしくね」


ニコッと微笑むその顔は女の子なら一撃。
はうっと遠くで誰かがやられた声が聞こえた

塩顔め、、、上手く流れ持っていきやがった、、、

すかさず彼に続く


「阿部亮平です、よろしくお願いします」

「宮舘涼太です」

「ラウールです」


次々と彼女へ名を述べていく


「はい!よろしくお願いします。あ、じゃあ、仕事に戻るので、よろしくお願いします!」


真面目なのか挨拶が終わるとぺこりとお辞儀して、本当にそのまま仕事へと戻る


「なんか、あっさりだな」

照が言うとみんなも賛同する


「おれの塩顔効かなかったわ」

「あは!しょっぴーの顔面が効かないなんて珍しいね」


思い返せば翔太の笑顔にやられたのは
遠巻きで見ている別スタッフだけで
神代さんは何食わぬ顔で立っていた


「多分俺も効いてなかったわ」


顔面の強い目黒が言う

確かに、特に緊張は見せてなかったな



「snowmanまだまだなのかもね」



俺らもまだまだ頑張らなきゃな

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作者名:なまじ | 作成日時:2020年6月1日 17時

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