人気なスタッフさん (ページ12)

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take12 *赤ページ12

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｢涼太、、、｣

撮影が終わりみんなの所へ戻ろうとすると
翔太に耳打ちをされた。

｢あの女できるぞ、、、しかもすげえ肌綺麗｣

ちらっと後ろを振り返るともう次のセットができあがり、にこやかにカメラマンと談笑している彼女がいた

仕事が出来る
その印象を受けていたところで

翔太に耳打ちをされ、しかも翔太らしい観点で人を褒めているのに笑ってしまった

｢確かに彼女、新人スタッフって感じはないね。出来る人なのかもね｣

さっきのセット、キスマークのステッカーあったの良かったな、、、

｢お、ダテ～！お疲れ様、今日も一段とロイヤルなセットやったね！｣

待機場所に戻ると康二が言う

｢あの、すみません、｣

先程までカメラマンと談笑していた彼女だった

｢あれ、神代さんどうしました？｣

座ろうとしていた俺と翔太は姿勢を直し座るのを辞めた

翔太は相変わらず彼女の肌をガン見している

｢これ、良かったらどうぞ。｣

手に持っていたのはセットで使っていたキスマークのステッカー。

あとこれもと追加で差し出されたのは、snowman全員のメンバーカラーで作られたキスマークのステッカー

｢え！メンバーカラーのキスマークとか初めて見たっ！｣

きゃきゃっとはしゃぐのはラウール
嬉しそうに目を輝かせている

｢さっき撮影で忍ばせておいたんです笑写真に目をこらすと、散りばめてあるのわかると思います｣

まったく気づかなかった、、、

｢これ、いただいても、、、？｣

そう聞くと神代さんは満面の笑みで頷く

｢はい！ぜひ！これ実は別スタッフの手作りで、撮影終わったら捨てちゃう予定だったらしくて、、、せっかく可愛いので、皆さんが良ければって、｣

ステッカーを渡してお礼を述べると彼女はまた仕事へと戻った

受け取ったステッカーをみんなに配る

｢まじ可愛いんだけど、これ。おれスマホカバーに挟むわ｣

と黒を受け取った彼が言う

｢あの子本当に周りの事見てるね｣

｢ほんまそれ！すごない？！｣

と緑とオレンジ

｢しかも、能力めちゃくちゃ高い｣

｢僕感動しましたわ｣

と黄と白

｢はは！見て！ピーマンついてるんだけど笑う！｣

｢俺めっちゃ体調悪い人の唇じゃん！でもめっちゃ良いね笑｣

とピンクと紫

そして青は

｢なんであんなに綺麗なんだ？何使ってるんだろ、まじわからん。｣

ステッカーを見つめながら未だに彼女のスキンケア事情に夢中らしい