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やる気があればなんでもできる!楽しさしかみいだせないそんな仕事をやってみませんか?
ちな、髪色ネイルなんでも自由
そんな広告を見て応募したお仕事。
正直、ちな、からの文章だけで決めたんだけど
「多分やる気だけなら誰にも負けないし、髪色で個性を爆発できる職場はここだけです」
ふざけた広告とマッチングするような、ふざけた動機で受けたけど、結果は見事合格。
そんな仕事に就いてもう2ヶ月
今日も出勤のために準備をしている
いつものスキニー、お気に入りのシャツを着て
いつもより気分が上がっている
「今日は初見さん〜♪」
どうやら今日は私が今までやっていた人たちとは違うらしく、外に情報が絶対に漏れないよう何度も口止めされた
「ぜっっっっったいに、バレるな」
「、、?、はい!」
普通に考えて、どんな人と仕事をしても、情報は外に出さないけどね
人と話すことや仲良くなることが大好きな私は過去一のテンションで現場へ向かう。
「お、神代〜!来たか!」
「おはようございます!」
先輩であるスタッフに笑顔で挨拶をしてから
今日一日の業務内容のチェックを行った
「あと、10分もしないうちに今日の担当着くから、準備しておいてな。お前は初めてだからあれだけど、一応ジャニーズだから、礼儀良くいけよ」
ジャニーズ、、、ほう、、、
「まさか天下のジャニーズ様と仕事できるとは、、、」
結構な衝撃に打たれ、小さく呟いた
「イケメンだからって、鼻の下伸ばすなよ〜?」
先輩にからかわれて意識を元に戻す
いや、言うても、先輩、、、
私芸能人分からんから!笑
ジャニーズ様は知っていても、タレントの名前や顔はあまり分からず少しだけ不安に駆られた。
私の性格上、イケメンだろうがなんだろうが内面で人と接するから、顔はどうでもいいんだよな〜
でも、知らないとか言ったら失礼かしら、、、
一人で考えてつい表情筋が停止してしまう
「ま、あのイケメン軍団がお前に振り向くとか考えられんわな!」
ガハハって下品な笑い方で肩を叩いてくる
セクハラかな?
まあ、発言内容に対してはまじそれなとしか思えんわ
「不安だ、、、」
「snowmanの皆さんが到着されましたー!」
女性スタッフがいうと皆少しだけ背筋が伸び、女性軍はどこか瞳にハートをうつしている。
それとは反対に、変なプレッシャーを先輩と自分自身でかけてしまった私は
唾をゴクリと飲み込んだ。
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作者名:なまじ | 作成日時:2020年6月1日 17時