二日酔い ページ4
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『う゛〜っ、頭痛い…』
アユ｢あんた、私より若いのに私より二日酔い？笑｣
自分の私物をロッカーに詰め込みながらアユさんが片眉を上げた。
随分コンパクトながま口バッグは、きっと余計なメイク道具とかは入ってない
昔何かの番組でモテる女ほどバッグが小さい、って聞いたことがある
私も、クラッチバックを買ってみようかな？
私はクラッチバック、と書いてロッカーの裏側に貼った
アユ｢今日もよろしくお願いします！｣
爽やかなアユさんの掛け声でお店が始まる
今日もいつも通り快晴で、平凡な日々を送る…
つもり、だった
『でしたら、こちらの方がよろしいかと』
黄色のカーディガンを鏡の前で合わせながら私がマダムに聞くと、嬉しそうなマダムがそちらにするわね、って笑った
その時だった
｢いらっしゃいませ〜｣
『いらっしゃいませ！』
他の人に合わせて掛け声をして、何気なく扉を見た時
チリンチリン、と軽快な音と共に入ってきたおとこ
オシャレなキャップを被っていても、顔が見えなくてもわかる
あの人、芸能人だ…。
普通の人とは違うオーラに圧倒されたのは私だけで、その他の人はいつもと変わらない様子でお店をいじっている
｢…あの｣
『うひゃっ、…！』
びっくりした
その男がこっちに向かってやって来て、しまいには話しかけてくるんだもん
不機嫌そうなオーラをしたその人はまた私に話しかける
「ねぇ。聞いてますか？｣
『はい、聞いてます。なんでしょう？』
仕事モードに切り替えて、さっき焦ったのを帳消しにできるような笑顔を向けた
｢あの、アユさんいますか｣
『アユさん…あぁ、今買い付けに行ってていないですよ』
そう言うと、帽子に手をかけて思いっきり外した
その豪快さに少しは見とれるけど鋭くて射抜くようなこの男の人の視線には負けた
『あの、どうされました？』
｢俺が来たって言っといてくれますか？｣
『…へ？』
｢は？｣
接客業だということを忘れて素っ頓狂な声を出す
『あの、…失礼ですがお名前は…』
｢…え、あぁ、…お前知んないの？
俺は、サノレオ。です｣
『サノレオ…サノレオ…あぁ、はい。承りました』
サノレオ…どこかで聞いたことあるな…
なんだか、歯の奥に刺さったものがとれない感じ
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豚骨ラーメン(プロフ) - 沙矢さん» ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです…！（泣）感激です！今日完結するつもりなので、是非ご覧くださいね！ (2019年1月8日 3時) (
レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
沙矢(プロフ) - 初めて豚骨ラーメンさんの作品を読ませてもらったのですが、すごい好きです!!!!唐突でごめんなさいm(_ _)m書き方というか、話の進み方とか主人公の性格とかいろいろ！更新されるのをとても楽しみに待っています笑 (2019年1月4日 20時) (レス) id: 90dc9eec21 (このIDを非表示/違反報告)
豚骨ラーメン(プロフ) - ソルトさん» えぇ！めっちゃ嬉しいです…っ！ソルトさんみたいなコメント、本当に心がポアってなります！笑 (2019年1月4日 14時) (レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
豚骨ラーメン(プロフ) - miyuu___0106さん» ありがとうございます！冬休みの間に終わらせようと思っているので、更新を待っていて下さい！笑 (2019年1月4日 14時) (レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
豚骨ラーメン(プロフ) - みかんさん» 更新頑張ります！誤字脱字、語彙力のなさを自分でも痛感していますが、どうぞ最後まで暖かい目で見ていただければと思います！ (2019年1月4日 14時) (レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豚骨ラーメン
| 作成日時：2018年12月30日 14時
