嬉しい ページ19
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『ごちそー様でした。あぁ、もうそろそろほんとに行かなきゃやばい！』
30分もここにいてしまった私は、玲於くんに頭を下げる
『バイバイ、玲於くん！』
玲於｢おー。美味しかったよコミュ障ガール｣
走ってる途中に後ろから言われたものだから反応が遅くなっちゃったけど、
きちんと
『人見知りだから！』
って返しておいた
楽屋を開けると、言い合いしてる6人がわちゃわちゃしてて、私と玲於くんのせいで入れなかったのかな？
って思ったらなんだか足を止めてご挨拶しなきゃ行けない気もするけど、ここはちょっと止まりながら会釈だけに留めておいた
だって、ここで止まったら確実になんか時間ロスになる気がする！
急いで楽屋をあとにして、マネージャーさんがいるというレコーディング室の前に行った
｢…ん、あぁ！Aちゃん、でしたよね？ありがとう！｣
人柄の良さそうなメガネの男の人がダンボールを受け取る
優しそう…。
『遅れてすいませんでした！それでは！』
マネージャーさんにしっかりとお辞儀をして、また楽屋の前を通って戻ろうとする
玲於｢あ、A｣
不意に呼ばれた声に、今更なのに自分の名前が呼び捨てであることにちょっと胸が高鳴る
こういう時、男性経験のなさが身に染みる
玲於｢何固まってんの？ねぇ、スマホ出して｣
さっきとは違う衣装に身を包みながらキョトンってする玲於くん。
玲於がたった数日でこんなにも仲良くなるなんて、驚きだよ
隼くんの言ってたことを思い出して、私は特別なのかな？ってちょっと嬉しかったり
『あ、スマホ？うん、いいけどなんで？』
玲於｢へぇ、お前カバーつけてないのな｣
ああ自由人すぎる。質問には答えないで、私のツルツルのiPhoneを触りながら驚いてる
｢あ、そーだそーだ俺時間ないんだった｣
『えっと、玲於くん、私もなんだけど』
｢はい、子豚ちゃん、どうぞ｣
あっさり帰ってきたスマホに、異変がないかくまなくさがす
玲於｢そんな警戒心持つなって。笑
友達追加しといただけ。LINEの。｣
『あぁ！ありがとう！』
このスマホにお仕事関係以外で男の子の名前が入るのなんて久しぶりすぎる
ん？玲於くんはお仕事関係なのか？
玲於｢じゃ、俺行くから｣
『うん！行ってらっしゃい』
見送りながら、新しい友達の項目のところに『玲於』ってシンプルに書かれた宛先を見つけて少し顔が緩んだ
嬉しい、なんて。
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豚骨ラーメン(プロフ) - 沙矢さん» ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです…！（泣）感激です！今日完結するつもりなので、是非ご覧くださいね！ (2019年1月8日 3時) (
レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
沙矢(プロフ) - 初めて豚骨ラーメンさんの作品を読ませてもらったのですが、すごい好きです!!!!唐突でごめんなさいm(_ _)m書き方というか、話の進み方とか主人公の性格とかいろいろ！更新されるのをとても楽しみに待っています笑 (2019年1月4日 20時) (レス) id: 90dc9eec21 (このIDを非表示/違反報告)
豚骨ラーメン(プロフ) - ソルトさん» えぇ！めっちゃ嬉しいです…っ！ソルトさんみたいなコメント、本当に心がポアってなります！笑 (2019年1月4日 14時) (レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
豚骨ラーメン(プロフ) - miyuu___0106さん» ありがとうございます！冬休みの間に終わらせようと思っているので、更新を待っていて下さい！笑 (2019年1月4日 14時) (レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
豚骨ラーメン(プロフ) - みかんさん» 更新頑張ります！誤字脱字、語彙力のなさを自分でも痛感していますが、どうぞ最後まで暖かい目で見ていただければと思います！ (2019年1月4日 14時) (レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豚骨ラーメン
| 作成日時：2018年12月30日 14時
