隼さん ページ17
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Aside
隼さん?なんて聞いてしまった
最初は苗字で呼ぶべきだったかな?
狙われてるとか思われたらどうしよう、そんな人と顔合わせられないよ
そんなこと考えたら、笑いながら僕のこと知ってるの?
って聞いてくれた
いい人だなぁ、ってほっこりしてるとエレベーター内に充満する肉まんの匂いにつられて顔を輝かせてしまった
そんな私を見たのか、隼さんが肉まんをくれて。
あぁ、やっぱりいい人だ!
って顔を綻ばせたら、隼さんが「隼くんでいいよ」ってボソッて言ってくれたりして
GENERATIONSの人って、案外そう怖くないのかも?
そんなことを思いながら肉まんの匂いに期待を走らせた
隼「あれ、食べないの?肉まん。笑」
『いえ、今は仕事中なので。お店に帰って休憩時間になったら、アユさんとはんぶんこします』
隼「そっか、可愛いね」
うん?今の話でどこが可愛かったの?
聞こうとしたけど、今の私のどこが可愛かったですか?
なんて言うのはちゃって気が引けたので辞めた
チーん、って音がして私たちを乗せたエレベーターがつく
隼「良かった、着いた。笑」
『?エレベーターって着くものじゃないですか?』
隼「いや、前に番組でドッキリしかけられてさ、それからトラウマです」
『え、エレベーターが止まるみたいな?』
隼「そうそう。笑
俺、ジャンプできますよとか、ヘルプセンターの人にそんなこと言っちゃって。笑
あ、って言うか、敬語じゃなくていいよ、普通にタメで。
年、いくつ?」
『あ、隼さんの一個下です』
隼「え、調べたの?」
『個人所恵方は頭に入れました
クライアントなので』
私がそう言ったら、クライアントって…、って笑ってくれた。
やさしい!
玲於「おい、何してんの?豚二匹」
ほら、出た。
玲於くんだ、玲於くん
生意気ボーイの玲於くん
玲於「あ、隼がAに餌付けしてる」
亜嵐「え!?なんだって!?隼が女の子にちょっかい!?」
隼「いや亜嵐くん聞いてた?餌付けだから。飛躍し過ぎ
っていうか餌付けでもないしその前に豚でもないから
もう君たちの会話不正解だらけで
どこから突っ込んだらいいのかわからんわ」
めくるめく話の展開についていけず、楽屋の前の廊下でポカンってしてる私
ギャーギャー言ってる隼くんと亜嵐さんを見てたら、何その顔、って急に童顔フェイスが写りこんできてきゃ、って小さく悲鳴をあげた
玲於くんだ
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豚骨ラーメン(プロフ) - 沙矢さん» ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです…!(泣)感激です!今日完結するつもりなので、是非ご覧くださいね! (2019年1月8日 3時) (レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
沙矢(プロフ) - 初めて豚骨ラーメンさんの作品を読ませてもらったのですが、すごい好きです!!!!唐突でごめんなさいm(_ _)m書き方というか、話の進み方とか主人公の性格とかいろいろ!更新されるのをとても楽しみに待っています笑 (2019年1月4日 20時) (レス) id: 90dc9eec21 (このIDを非表示/違反報告)
豚骨ラーメン(プロフ) - ソルトさん» えぇ!めっちゃ嬉しいです…っ!ソルトさんみたいなコメント、本当に心がポアってなります!笑 (2019年1月4日 14時) (レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
豚骨ラーメン(プロフ) - miyuu___0106さん» ありがとうございます!冬休みの間に終わらせようと思っているので、更新を待っていて下さい!笑 (2019年1月4日 14時) (レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
豚骨ラーメン(プロフ) - みかんさん» 更新頑張ります!誤字脱字、語彙力のなさを自分でも痛感していますが、どうぞ最後まで暖かい目で見ていただければと思います! (2019年1月4日 14時) (レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:豚骨ラーメン | 作成日時:2018年12月30日 14時