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実質そういうことだよね? シアル看守Side ページ18

『ん!シアル看守!!!』

あれからは前のように
名前をつけて呼んでくれるようになった。

シアル「なんだ?」

『実は1つお話が。』

シアル「話?」

『その……通話を
分けてくれませんか…?』

シアル「別にいいが、何の話だ?」

『はい!』ニコッ

ぺいんと「あれ、Aの
通信が切れた?」

しにがみ「特に何もしてませんよね?」

クロノア「もしかして昨日のって……」

3人とも青ざめる。

しにがみ「いや…でも、ね?」

ぺいんと「う、うん!
そう……だよな!!!」

クロノア「Aが
そんなことするわけ無いじゃんね?」

ぺいんと「ですよね!」



シアル「で、話とは何だ?」

『シアル看守、これから私の
言う事は信じてくれないと思います。
というか私自身も信じられません。』

シアル「………と言うと?」

『昨日のことで、1つだけ。
あれ、私の兄です。』サラッ

シアル「サラッと言うな。」

『昨日は情緒不安定でした。』

シアル「あ、だからリールの
呼びかけにも応答しなかったのか。」

『はい。』

シアル「……寂しいか。」

『寂しいといえば
嘘になるかもしれません。』

シアル「!?」

『なぜなら……
それほどまでに、
大嫌いだったからです。』

シアル「大嫌い………?」

『ええ。大体、あの人が悪いんです。
いっつも人の怒りばかりを買う
行動しかしていなくて。
謝るのはいっつも私なんですよ。』

シアル「……俺はお前の愚痴を
聞くために呼び出されたのか?」

『あ、ちがいます。
こっちのお話です。』

ふと視線を向ける。

『発砲許可は出ているんですよね?』

シアル「あぁ。」

流石に驚いた。

10番も俺も冷や汗かいて、
その「何もなかった」壁を打つ。

????「グッ……」

幸いかすりで済んだらしい。

シアル「お前は誰だ。」

なるべく威圧感を出して………

ミカン「私?私はミカン。
よくも打ってくれたわね。」

こいつ…

バッと10番を覆う。

『シアル看守!?』

シアル「とりあえず、お前は
目をつむってろ。
俺がいいって言うまで、
絶対に開けるな。」

『はい…?』

どうやらやつの姿は
見ていないようだ。

シアル「「アレ」をやったのはお前か?」

ミカン「言おうかな?」

シアル「やったのかと聞いてるんだ。」

カチャリ…


「アレ」って何!?

ミカンって誰!?

それとどうしてシアル看守は
Aにやつの姿を見せないの!?


次回、6番を殺ってみようの会

君の心も、かんきんしちゃうぞ♪

6番を殺ってみようの会 10番Side→←隠したいこと



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ねこまくん - (『あ、2人はいとらしいんですよ。』) (5月14日 8時) (レス) @page8 id: c3677e107f (このIDを非表示/違反報告)
ねこまくん - 『取り合い』のぺいんとの「もう一回言って?」の前のは、脱字ではありません。 (5月14日 8時) (レス) @page8 id: c3677e107f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねこまくんnnnnnnnnッ! | 作成日時:2023年5月10日 17時

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