脱獄ごっこ2〈日常組〉 ［続編］

もう一回？ ページ2

『ふぁあ……』

朝、起きました。

『ここ、どこ？？？』

しにがみ「んー………？
あ、Aちゃん？
おはようございます…
…………ってどこ！？」

『反応が遅いです…
あ！ぺいんとさん！クロノアさん！』

ぺいんと「……ん？」

クロノア「あれ？www」

ぺいんと「え！？待って！？
俺たちまた捕まったの！？w」

しにがみ「やばwww」

『お腹痛いw』

シアル《おはよう。》

上のスピーカーから声が聞こえる。

『シ、シアル看守！？』

シアル《気分はどうだ？》

ぺいんと「は！？シアルン看守！？」

シアル《………》

無視されてるw

しにがみ「え、僕達また
捕まったんですよね…？？？」

『え？意味不なんですけど？』

クロノア「あ………え？？？」
　 ↑
いまいち情報を理解できていない

『ひ、酷いですよ！？
え！？助けてくれたんじゃ
なかったんですか！？』

シアル《俺が？それはない。
たしかにお前を助けた？が、
あくまでも生き残る可能性が
あったからだ。》

クロノア「生き残る………」

しにがみ「可能性？？？」

シアル《そうだ。
万が一脱獄がバレたらだめだからな。
死んだことにさせてもらってる。》

『そんな！！！
え、酷くないですか？
それって私を騙したんですよね！？』

シアル《あぁ。そうだ。》

正直言って悲しい。

まさか、私のことを
騙していたなんて…

私、あなたのこと……………

あれ？

私、好きだなんて………

シーズン１でそんなこと……

『なんか……捕まっても悲しくない。』

シアル《なぜだ？》

『また、看守と居れるので。』ﾆｺｯ

あれ？こっち見えてる？

監視カメラがあるから……
見えてるって解釈でいいのかな？

シアル《………》

いや黙るなよ！？

シアル《とりあえず、今向かうから。》

ﾌﾟﾂｯと音がして、看守の声が
聞こえなくなった。

しにがみ「大丈夫？」

『え？あ、はい。』

ぺいんと「つえーなwww」

『だって、もう二度と会えないかも
しれない人に会えたんですよ？』

クロノア「確かに？？？」

しにがみ「えー？でさ、
お兄さんじゃないって
わかったんでしょ？
ならさなさら、シアル看守のこと
好きなの？？？？？？」

『………まだわかりません。
いつか、きっとわかると思います。
ていうか……思いたいですね、はい。』

え！？

まさかまさかのもう一度！？

また脱獄できるのか！？

そして、シアル看守どうした！？


次回、しにがみは死ぬ

君の心も、かんきんしちゃうぞ♪

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