脱獄ごっこ2〈日常組〉 ［続編］

もう一度の脱獄劇 ページ1

『みなさーん！！！』

本に書いてあった待ち合わせ場所。

そこにみんないた。

クロノア「シアル看守！？」

しにがみ「まさか……捕まった！？」

ぺいんと「いやみんな
Aが生きてることに驚けよ！？」

しにがみ「本当だ！？」

クロノア「なんで？」

『実はかくかくしかじかで……』

ぺいんと「そんなことが…………」

シアル「というわけだ。」

ｷﾞｭｯ

『ひゃ！？』

な、なんかシアル看守が
抱き寄せてきた！？

しにがみ「え？恋の裏話なんて
あるんですか！？」

『してませんしてません！？』

シアル「当たり前だろ。」

『え、じゃあなんで……？』

シアル「俺、お前の兄に
頼まれてんだもしも俺が死んだ、
又はいなくなったらA……
つまり10番を頼む、とな。」

クロノア「だから似てたのか！？」

『だからといってこれは
慣れませんねえ………？』

シアル「あのときは向こうから
来たくせに？？？
しかもそのまま寝たろお前。」

『うっ………すみません…』

シアル「あとこれ返却物。」

ぺいんと「うおおお！！！」

しにがみ「僕達の服と私物！？
でも、燃やしたって………」

シアル「ん？嘘だ。」

クロノア「なにはともあれ、
ハッピーエンドだな。」

シアル「さ、帰るか。
もう悪いことするなよ？？？」

しにがみ「多分ですね♪」



続く………

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