先生、好きなんです。6【sxpx】

ころんくんお誕生日おめでとう！【青紫】 ページ40

敗北ヒーローpianover.にななもり。さんがいたものですから。

ふたりの出逢いは本当に運命だと思っている僕、書くしかないと思いました！


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それは、まるで必然のような出会いだった。

『わこもりいらっしゃい！』
『あ、初見さんいらっしゃい！』


青「…」


“喧嘩凸”なんて物騒なものをしながら、優しそうな声をしていた。

微笑むその人は、僕と同じくらいの年齢に見える。



わこもり、とコメントが飛び交う中

僕はアカウント名をチェック。



“ななもり”


それが彼の名前だった。



青「…」

『わこもり、初見です』


なんとなくキーボードを打ち、マウスをクリック。



『「わこもり、初見です」…colonさんいらっしゃい！』

青「！」



青「…っ、ふ」


なんだか嬉しくなって、その日は“ななもり”の配信を見ることにした。


ニコ生主にしては若いし、顔もいい方だった。


はっきりいうと最近おっさんばっかだし。

コメント欄の女子の多さはこういうことかと実感した。



しばらくコメントに目を向けていると、ななもりを“なーくん”と呼ぶものが現れた。



青「…このひとなーくんて呼ばれてんだ」


しばらく配信を見ていて、気付いたこと。



この人は優しい人だ。


炎上系…というか、まあ釣り。

僕もサムネに釣られてきたし。あの巨 乳画像。


また釣りか、ってあんま期待しないで来た。



…この人、おもしろい


喧嘩凸なんて言いながらカレーの話してるし。


なんか舌まわってないかんじ。

優しい雰囲気から彼の性格がわかる。



閲覧桁はとんでもないことになっている。


コメント欄は「‪w」の嵐。

荒らしもいるけど、ななもりは無視を続けていた。



また、最後の凸者は有名配信者だった。



ふたりで喧嘩っぽく世間話をして終わった。


「お前最近閲覧桁増えて調子乗ってんじゃねぇだろうな！おめでとう！」


ななもりが言った。



「ありがとう！！でもお前の方が何倍も多いだろ！やっぱすげぇなお前！！！」



凸者が言った。



こんなやり取りが面白かった。

見続けていたかった。




僕はその日以来、「ななもり」に夢中になった

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