検索窓
今日:6 hit、昨日:16 hit、合計:192,471 hit

15 ページ17

「桜の花・・・」




昔、おばあ様が言っていた言葉を思い出す。
「もし私が死 んだ時、桜が降ったら、それは私の友達の仕業だよ」




あの日、冬だったのに降ってきた桜の花。




奇跡だ。そう村の人々は口ずさんでいたけれど、私はおばあ様の友達の妖がした事だと思った。




だけど、そんな事は誰にも言えない。
昔から妖は恐れられ、近づいてはいけないと言われてきた存在。
ましてや私はこの能力を持っているせいか、恐ろしいものだと伝えられてきたからこそ




あの日初めて会った日。
『怖い』という感情より先に『嬉しい』という感情が勝っていた事実に違和感を覚えた。




もし、また会えるなら。
おばあ様の事聞けるかな?




貴方達がおばあ様のお友達ですか?って。





「このまま、パッと現れたりしないかな〜」



??「それが現れちゃったりして」



「っえ!!!」



??「にゃはは、A久しぶり〜」




部屋の中から声が聞こえる。



でも姿は見えなくて、・・・どこにいるの!?






??「ちょ、A!下下!!どこ見てんの!」



「え、・・・下?」




声に言われるがまま下を見渡してみると、そこには・・・。






「・・・・・・猫、さん?」



??「やっと見つけてくれた!久しぶり!A!!」





尻尾が2本生えて、喋る猫さんが居ました。

16→←14



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (376 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1099人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 深澤辰哉 , 目黒蓮
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

もたな(プロフ) - とみさん» コメントありがとうございます!その一言がとても励みになります🥲これからもこの作品を見守って下さい🥲 (2022年6月27日 17時) (レス) id: 67746b69ee (このIDを非表示/違反報告)
とみ(プロフ) - コメント失礼します。とても面白いです!更新楽しみにしてます、頑張ってください! (2022年6月26日 13時) (レス) @page19 id: 46bd25dac8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もたな | 作成日時:2022年6月23日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。