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『すっご…!!!!!』

「あ、あれ学校じゃね??」

『ほんとだ!!!!』




ある程度の高さまで来て、俺達は外の景色に見入っていた。


いや、俺達じゃないかも。
正直に言えば、俺は、












Aの横顔をずっと眺めていた。














ほんとに綺麗な顔してるよなAって。







「あ、待ってもうちょっとで頂上じゃね??」

『ほんとじゃんやば!!!』

『ねね、リエーフ!!!』

『頂上の瞬間に写真撮ろ!!!今日全然写真撮ってない!!!』

「あ、そうじゃん写真撮ってない!!」






今更後悔する。
あー…もっとちゃんとA撮っとけば良かった…
楽しすぎて完全に忘れてた…

ちょっと、攻めてみるか。







「ねえA、俺そっち座っていい?」

『えっ、あ、いいよ!!!』




まあもちろんながら向かい合わせに座ってた訳で、俺はちょっとでもAのすぐそばにいたいから。

Aはちょっと動揺してたけど、隣に座ることを嫌がらなかった。





『リエーフこっち来たら、ゴンドラ傾いたりしない??w』

「流石にないw」

『あ、』









「『頂上…!!!』」







『リエーフはい!!』



パシャ




『よしOK!!ありがとうリエーフ!!』

「後でそれ送って!!」

『分かった!!』




俺はちょっとだけAに寄って、2人でピースをして写真を撮った。

何気にツーショット初なんだよな。
嬉しくてついついニヤけてしまう。



「A、今日ほんとありがとう!めっちゃ楽しかった!!」

『こちらこそ!!!めっちゃ楽しかったよ!!』

「またいつか、遊べるといいね!!」

『うん!!!』



















少し間を置いて満面の笑みでそう答えた君に、僕はまたこの気持ちを更新していくんだった。

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設定タグ:ハイキュー , 灰羽リエーフ , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:#百鬼サン | 作成日時:2022年3月8日 17時

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