【文スト×コナン】米花町に太宰(貴)がトリップ？！

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｢あー、暇だ、この時間。15分にすればよかったかなー｣

テロリストのリーダーは緊張感が無いようで、スマホを見ている。

ピコピコと聞こえるのでゲームかなんかをしているのだろう。


貴｢あー。なんか私も暇になってきた……｣

ボソッと言ったはずなのに、安室さんからの視線が痛い。

貴｢でも……作戦はできたっぽいね。｣

安室さんとコナンくんが顔を合わせて頷いている。


私もその作戦を聞こうと電話をかけると、



｢お前……何してんだ？｣


貴｢……Σ(￣ロ￣lll)ゲッ!!｣

見つかった。

｢まさか、こんな状態でも、へらへらしてる奴がいるとはなぁ！！｣

大柄な男は、私に向かって殴り掛かる。


私はそれを受けた。

端の方で、コナンくんと安室さんが驚いている。


貴｢(失礼だな。ここで私が抵抗すれば、他の客の身が危ないだろう)｣


｢はははっ！！見た目のとおり大したことないんだなぁ！！｣

大柄な男は、ゲラゲラと笑いながら、私を押し倒し、お腹の上に足を乗せ強く踏んだ。

貴｢ｸｯ……｣

｢今ちょうど、暇だったんだ。お前から、送っててやるよ！！あの世になぁ！！｣

銃口を私に向ける。
バンッと銃声が響き、客は悲鳴をあげる。

貴｢残念だったね。ハズレさ。｣

銃口から出た弾は私の顔の少し左の所に当たっていた。


｢わざと外したんだよ。｣

そう言いながらも、イライラを隠せていない。

貴｢もうそろそろだよ。｣

テロリストのリーダーに気づかれないように、コナンくん立ちに合図を送る。

すると、コナンんはキック力増強シューズで、足のツボを刺激している。

｢あ？｣

貴｢3・2・1・0♡｣

にいっと口角を上げると、

ボンッと言ってテロリストのひとりが炎に包まれる。

それと同時にシャッターをコナンくんがぶち開けた。


｢？！？！何が起きてやがる！？｣

次々にテロリストたちが燃える。

安｢落ち着いてこっちに！！｣

安室が客たちに的確な指示を出し、避難させる。


あっという間に客は逃げていった。

｢何が起きている？！お前っ！！｣

テロリストのリーダーが私の方を見た。

私に乗せてある足をどかし、立ち上がる。


コ｢Aさんが使ったトリックは簡単なものだよ。電化製品売り場を選んだことが失敗だったかもね。｣

貴｢そうでなくても、君たちがいれば、失敗だろう？｣

クスクスと笑うと黙ってろっと言う目で見られた。

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