【文スト×コナン】米花町に太宰(貴)がトリップ？！

3:通り魔事件編 ページ5

貴｢確か、『名探偵コナン』だったかな？｣

探偵社の下にあるうずまきにあったマンガ本。

賢治くんがよく｢工藤くんってすごいです！！でも、犯人と会話する方法はないんでしょうか、？｣

などと言っていた記憶が頭の片隅の方にある。

そういえば、乱歩さんも話していたような？

探偵社では知ってる人が多く、1巻だけ読んだ気がする。

頭の中で考えながら、目的もなくただただ足が進む。


気がつけば、街を一周していたらしい。

そのことに気がついたのはさっきぶつかった少年と遭遇したところ。



貴｢そういえば、さっきの少年の友達は見たことある気がする、、｣

嗚呼、なんかうろ覚えすぎて頭が働かない。


こういう時は休むのに限る。丁度夕方近くになってきた。


貴｢さて、家に帰ろうか。｣

家の方面に足を運ばせた瞬間、


｢キャァァァァァァァァア！！！｣

女性の悲鳴が聞こえる。


声のした方へ振り向けば、刃物を持った男が無差別に、切りつけようとしている。


ハッと思い出す、街中のテレビで流れていた『通り魔』の事。


『救う側の人間になれ』

私は通り魔の方へと足を向けた。

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